いじめから理想の友人よりも必然の友人が先に出来た話。

子供の頃　こんな友人が欲しいなと思いました。

イジメに遭っていた頃です。

それは　親しんでいた妖精と同じような友人です。

繊細で　妖精の話ができる子です。

しかし

それは妄想に終わり

そういうタイプではなくて

実はもっと　実践的で　役に立つ　素敵な友人が現れたのです。

まさに、ナイト。
守ってくれる友人が現れて

イジメになることはもうありませんでした。

これは想像だにもしませんでした。

まさか　まりあをイジメから守る人が現れるとは
無理だろうとさえ　思っていたからです。

その子は女の子でしたが　みんなのヒーローなほど
背も高く　穏やかで　頭が良く　スポーツも何でも万能でした。
男子も女子も　彼女を尊敬していました。

まるで　王子様みたいな友人だったのかもしれません。笑
彼女の落ち着き　穏やかさは　まるで　セントバーナード犬でした。

彼女の良いところは　まりあを救い出しても
まったく　それを功績だの恩だの言わないで、

とてもさりげなく、でした。

大人だったんですね。

不思議なのですが、
学校に行かないまりあのもとには
生徒会長になるほど　豪傑な気が強い女子が毎日、遊びに来ていたのでした。
すでに　一人でもさみしくなく、妖精と遊んでいたのですが

なぜか、彼女は毎日やってきて、よく遊びました。

彼女が来ても来なくてもどちらでもよかったほど
まりあは頓着しませんでしたが。笑
結局　実際たった一人でも　他者が認める現実でも　孤独とは無縁でした。

その子もとても頭が良くてスポーツ万能、
男子も顔負けなほどに力も強く
その子の場合は　男子を追い散らすほど　気も大変強かったのでした。

ある意味、すでに守られていたのかもしれません。

クラスではイジメにあっていたのに　こんな強い女性たちが次々登場する、
不思議な経歴がまりあにはあるのです。

ひとつ、言えたのは、
イジメにあっても

まりあは、情けない顔はしませんでした。
自分の尊厳は守っていて、「関わらない、」と言った毅然とした態度はありました。

これは、大事かと思います。

今もまりあは
そのセントバーナードのような大人よりも　可愛くお茶目でありたいし
また、そうなろうとすると　自分らしくならないので　しませんが、笑

こんな大人な精神の人に触れると
どこまでも広がる地平線のような、安心感が出てきますから
理想ですね。

まるで、お釈迦様の手のひらに乗っているような。

他にも　正義感あふれた　正直でまっすぐな女の子も
「一緒に行こう」と迎えに来てくれました。
感情が豊かで　はっきりしていて、それがまた、愛らしかったのでした。

この友人も大好きです。

こちらは、事前に天使からのお告げがありましたから、
なんとなく、予知していました。

天使を信じていると、必ずこうした不思議なことが起きます。

だから、まりあは、イジメにあっている人たちにこそ、
天使の存在を伝えたいのです。（すでに　そのように　頭の中の構想は動き出して　やや実際も動きつつあります・・・）

それなのに、
ご相談して来られる「大人」の方々は
中には　天使の存在を意識しようとさえ　しない方々が
結構、いらっしゃいます。

「どうして、不安になるの？

天使の存在を意識しようとしないの？
見えないからと決めつけるの？」

子供の方が　先に　信頼していき　元気になっていき　変わり出します。

さて、忘れた頃に

妖精のような女の子・・・　最初の願いは叶いました。

もしも、逆に

王子様みたいな、私を救い出してくれる友人を願っていたなら、

そんな人は現れず、

妖精のような、頼りないけれど、共感し合える友人が現れたことでしょう。

そういうものなのです。=(^.^)=

期待に反して、でも、忘れた頃に、期待通りになった。

これが、法則のような気がしてなりません。

そして　後で考えてみると　必然の友人もまた
理想の友人だったのでした。

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