私の勤める施設は、同じ市に2つお教室を持っています。
来年の春には3つ目をオープンさせるのだそうですが、そんな矢先に、、
隣のお教室の責任者の先生が退職されるという報告がありました。
一つの教室を任される人材(スキルと資格の両方を持つ方)はそういないそうで、管理者の先生はさすがに落ち込んでいるご様子💧
そんな昨日は、療育が終わり、子供達が帰り、私が1人残る時間に再びお話に見えたとき、こんなことを仰っていました。
「1ヶ月の残業30時間以内で、打刻見ても、20時過ぎてる日は1日しかなかったんだよ。
ここの責任者の先生の方がよっぽど残業してるよ」
と。
かいつまんで文にすると伝わりづらい面もありますが、私は何も言えませんでした😅
確かに、残業が多ければ、間違いなく負担は大きいし、将来に対する不安要素の一つになってしまうことは否めません。
でも、因果として、仕事を辞める、という人生の大きな方向転換を決めるときの当人の決心というのは、間違いなく、心の中の価値観のバランスの結果としてもたらされることですから。
これがエネルギーの法則ってやつですね🙄
残業が辞めるきっかけの一つになることはあると思います。
でも、人事管理をする側は、残業時間の量を見て判断材料にしようとするのはナンセンスかなと私は感じてしまいます。
その人の持つ価値観(希望や志し)と現実の隙間をちゃんと見てあげて、解消される問題か、解消されるならいつ頃か、解消が難しければ、どうしたら部分的に歩み寄れるのか。
歩み寄る姿勢があることを伝えた上で、実行できることを実行する。
これに尽きるのではないかな、と思います。
大きな声では言えませんが、私は面接に伺った際に、資格も実績もない分際にも関わらず、お給料の交渉では自分の希望を曲げませんでした😅(←そして交渉成立🙌)
それは、シンプルに言えば、健康的な心で長く働きたかったからです。(と言いつつ、そんな生意気言ってた自分を思い出してドキドキする…🙀)
一般的な話をすれば、最初は駆け出しで、スタートのお給料に見合った働きしか出来ないという自覚があるから、少ないお給料でも頑張れるものですよね。
でも、人は働きに対する対価のバランスを常に測ろうとする生き物。
生活するのに必要な賃金、自分の求めているキャリアだったりスキルアップのために働ける部分、仕事から得られる充足感、働きのエネルギー量(残業含む)に対する見返り。
人によって程度の差はあると思いますが、これら全てがお給料という対価として感謝して受け取れる値であるかどうか、ということは、その仕事を続けるのか辞めるのかという選択にやがて繋がります。
ヒーラーの私の話に飛びますが、初めて人様にリーディングをしたい、となった駆け出しの頃、私は『リアルなご相談と結果を受け取ったお客様からのリアルなご感想』を求めていました。
市場を知ることと、産後まもなく家で進められるという面で私のニーズにはまったのが占いサイト。
求めるものを受け取れるのであればという気持ちで、とある占いサイトで面接を受け、占い師に登録し、バリバリお仕事させて頂きました。
ですが、報酬は実際にはとても少ないのです😂
自分が欲しいと思っていたものが受け取れて(経験できて)、更には報酬も頂ける、という部分でバランスが取れていました。(最初は!)
でも、数をこなすうちに、私は業界のメール鑑定師としては最高額のメニューに設定されてしまい、私を雇ってくれる側からの評価は素直に嬉しかったものの、エネルギー的には全くバランスが取れない事態に😵
お客様がお支払いする額(期待値)⇄提供するリーディング(私が与えるエネルギー量)≠私への報酬(受け取るエネルギー量)
このバランスが崩れたことを実感して、引き際と思い、経験させてもらった全てのことに感謝して占いサイトから足を洗ったのでした😄
与えるエネルギーと受け取るエネルギー。
この法則は何にでも当てはまります。
そして、どちらも大きいと感じられるほどに、自分の充足感に結びつくというもの☺️
「給料少ないから見合った働きだけすれば良いや」
これも人それぞれ。
もちろん良いかと思いますが😃
逆に、お給料が高すぎて、見合った働きが出来ていない不甲斐なさやプレッシャーからバランスを失うケースもありますよね。
経営側は常に、働き手が与えている量と質に目を配り、バランスは良いか?と察する姿勢、働き手の価値観を(理解できないとしても)受け入れようとする姿勢を見せることは大切かなと感じます。
更には、お給料も見合うと、会社って双方を豊かにするよね、という今回の話でした🙏




