売れない土地・地域がなくなった
大手マンション会社の支店長が「今年は昨年よりも供給が1000戸増えています。
一体、どういう風に見通しを立てるかが皆目わからないです」と嘆く。
既存の常識にとらわれているとビジネスチャンスを逸するという。
(1) 警固断層の上にある不動産の仕込みを敬遠した。
ところがライバルがその土地を手当てして完売したそうだ。
道義上許されないと躊躇していたのでミスしてしまったということである。
(2) 中央区長浜、港地区はマンションが売れない地域とみなされてきた。
だが、コーセーアールイーがものの見事に完売してみせて、
そのジンクスを打ち破った。
西武ハウスは長浜倉庫街を一挙に緑あふれるストリートに仕立て、
マンション通りに仕上げた。前述した支店長の言葉をもう一度、紹介する。
「中央区の中心部でマンションが売れない場所は消えた。どこでも売れるぞ!」
金持ちが腐るほど隠れている
(1)西新地区で高級マンションが売りにだされている。
百道浜のマンション住民が西新地区に移動する動きが目立ち始めた。
調べてみると大半は20年住みついたマンションを売らずに賃貸に回すとか。
かなりの家賃収入が予想される。西新地区へ移動する、
いや買い求める人たちは自己資金をしっかりと手元に保有しているのである。
大金持ちと言わずとも小金、中金をもっているリッチマンが、
この福岡には隠れているのである
2)憧れのアイランドシティに異変が生じている。
この地域のマンション住民が1戸建を買い求めるようになってきたのだ
この島も環境整備が進み、自然に恵まれた場所へと様変わりしはじめた。
マンション組から戸建を買い求める層は1区画ではなく、3ないし4区画をまとめ買いする。
70坪・建物込みで3億円近くになるとか。当然、マンションは賃貸に回すという