トロッコを降りると、そこにはいきなり昔の日本にタイムスリップしたかのような池とサギのコラボレーションが
↑見えるかな?池の真中に真白なサギが一羽、佇んでいるのです。空が池に映って綺麗。
ここは「御髪神社」といって、髪の毛を祀った神社でした。
日本で唯一髪を祀っている神社らしい。小さいけれど、雰囲気があってとっても好きな神社でした。
てくてく歩くと、すぐに有名な竹林の道に・・・
もう、京都に住みたい。
ここを常に散歩したい。
と思いました。。。
竹林の道を抜けると、天竜寺の北門が現れたので、そのまま入ってみました。
天竜寺は庭がすごいと聞いていたのですが、確かにすばらしかった
でも庭だけではなくて、お寺の本堂自体が全体的に開けていて、風が吹き抜ける日本建築らしい造り。
歴史あるお寺というのは、本当にすごいなあ・・・・と、全部くまなく見て回りました。
私、実は日本史がだ~~~いすき
大学も、国文科だったので日本文学を学んでいたわけですが、やっぱり文学と歴史は関連性が深いので、おのずといろいろ知識が必要になるわけです。もともと「物語」が好きな私は、歴史っていう物語がすべて好きでした。
なので、お寺や神社を回るのも大好き。
隅々まで見ちゃいます。
天竜寺も、夢窓疎石とか天竜寺船が関わっているというのはぼんやり知っていたのですが、ここまで大きくて綺麗なお寺だったとは。
本堂の縁側に座って庭を見ることができるのですが、何時間でもいたかった。
庭に咲いていたお花も綺麗でした。「酔芙蓉(すいふよう)」というのだそうです。
白いお花なのに、午後になるとピンク色になるという
その色のうつりかわりが酔っ払ったようなので、「酔」の字が付いていると、庭師のおじさんが話してくれました。
庭師・・・かっこいい・・・・
庭をぐるっと見て、今度は墨で描かれた巨大な龍の絵が飾られている法堂へ。
別料金500円払うのですが・・・・払う価値あり。
私、こっそり感動のあまり泣きました。
たしか直径8メートルと書いてあった気がするのですが、天井いっぱいに、墨で描かれた龍の図。
どこから見てもこちらを見るように描かれた龍の目に睨まれながら、その迫力に見入ってしまいました。
大きいというのはそれだけですごいこと。
大きい絵、大きい建築物。
巨大で美しいものに込められた魂そのものを見た気がしました。
私もこれくらい大きい絵が描けたらなあ・・・・と、ため息がでました。。。
もちろん写真は撮れなかったので、近くに行った方はぜひ見てきてください
その後、天竜寺をあまりにじっくり見てしまったので、そろそろ休憩を・・・と、湯豆腐のあるお店に入ってランチタイム。
天竜寺正門から渡月橋に向かう間にたくさんお店が並んでいるのですが、そのうちのひとつ、「平の屋」で、湯豆腐定食を食べました。
それがまたおいしかったの~~~~
湯豆腐ももちろん、かやく御飯がもちもちのお麩が田楽が全部おいしかった
満腹で渡月橋へ。。。
ほんとはね、ここで嵯峨の旅館の温泉につかる予定だったのですが。
なんと3時までしか日帰り温泉はやっていなくって。。。。
残念ながら足湯だけに浸かって帰ってきました。
でも、嵐山、本当にいいところだったなあ・・・・・・・・
また絶対にいこう。
嵐山。