、今日は3時間の残業。
定時が近づくにつれて「これ、今日中に終わるかな」という不安が的中し、気づけば周りの席の電気がひとつ、またひとつと消えていく。自分だけが取り残されたような静まり返ったオフィスで、PCの青白い光に向き合い続ける時間は、体力的というより精神的にくるものがある。
メールの一通一通、資料の一行一行を確認する作業が、疲労のせいで普段の倍くらい時間がかかっているのが自分でも分かって、余計に焦る負のループ。
ようやく全てのタスクにキリをつけて会社を出た時には、夜風が妙に冷たく感じた。
駅までの道のりも、いつもより足取りが重くて、すれ違う人たちがみんな自分よりずっと軽やかに見えてしまう。
30代にもなると、一晩寝ればリセット!とはなかなかいかない。
この「泥のような疲れ」が明日まで尾を引くんだろうなと思うと、余計にドッと疲れが押し寄せてくる。
コンビニに寄って何か豪華なものでも買おうかと思ったけど、結局、それを選ぶ気力さえなくて、適当なスープと飲み物だけ買って帰ってきた。今は、一刻も早くメイクを落として、ふかふかの布団に飛び込みたい。
仕事に誠実に向き合うのは大事だけど、今日はちょっと頑張りすぎた。
明日の自分、どうか寝坊だけはしないでね……と祈りながら、重い体を引きずってお風呂を沸かしている。
とりあえず、今日一日を最後まで走り抜けた自分に、心の中で小さくお疲れ様と言っておこう。