『陳情令』回顧録は道半ば…。
『風起洛陽』は始まったばかり…。
『盛勢』だってあるじゃない…。
『山河令』だって、まだまだ「切りぬき」足りてない…。
『魔道祖師』だって二次小説書きたいわ。
なのに…。
『天涯客』(言わずと知れた『山河令』の原作)にまで、とうとう本格的に乗り出そうとしている
( ̄∇ ̄;)ハッハッハ
書きたいことがあふれ出しているというのに、なんてことなの!?
とっても時間が足りないわ
_| ̄|○
…というわけで。
今さら、本格的に訳して…とかは考えていない。
もうやってる人がたくさんいるだろうから。
そもそも、そんな能力もないし。
完璧な訳より、私に求められるもの…。
それは、ネタバレツッコミ。
「あらすじ」とか。
「魔翻訳」でウケるとことか。←ほぼこれがメインかもしれない。
そんなことをゆっくりのんびり、『山河令』を交えながら適当にやっていこうか と考えた。
…(ΦωΦ)フフフ…全七十七章もあるのに、のんびりやってたら、終わるの一年以上かかるわ…
でも、いいの。
ただ単に、私が自分で調べて読みたいだけだから。
基本的に訳さないで中国語のまま、
2.3回読んだ後、
「魔翻訳」にて
内容を確認する感じかな
もしも、途中で翻訳本が発売されたら…。
「二次小説」に切り替えるかもしれないけど(笑)
*中国語の勉強の都合上、日本語に訳さないで雰囲気をつかみ取れるように練習しているのよ。だから原文のまま、何回も読み込むの。
というわけで。
『山河令』の始まりは、周子舒が元気(?)に暗殺に奔走しているけれど…。
『天涯客』は、ここから始まっている。
(全く一緒ではないけれど、『山河令』で何となくイメージ)
画像引用元:©Youku Information Technology (Beijing) Co.,Ltd.
名前は出てこない中年の男が「七竅三秋釘」の刑を受けてたり。
『山河令』ではここで韓英と段鵬挙が一緒に出てくるけれど、『天涯客』ではこの場にいない。
そもそも…。
この第一章では、段鵬挙の名はあるけれど、韓英の二文字はなかったり
入り口で立ってた、衛兵みたいな二人はちゃんと出てきてて…。
老練な人と新人さんの語りで、状況を説明してくれている。
ここで「魔翻訳」が威力を発揮
<新しい警備員は、鶏の皮が飛び出すために急いでいるのを感じた。>
鶏の皮が飛び出すために急ぐ💨とな!?
元々は…。
新来的侍卫只觉得身上鸡皮疙瘩争先恐后地跳出来。
『天涯客』第一章・天窗より引用
新米さんは全身に鳥肌が立つのを感じた…のだと思うのよ。
まあ…。
当たらずとも遠からず…なのかしら。
この言葉はしっかりがっちりある。ここまで厳しくないけれど。
男人抬起手,在他肩膀上轻拍了两下:“那记着,以后不能叫我庄主,我早不是什么庄主了,下回该称呼我一声周大人。”
『天涯客』第一章・天窗より引用
周子舒は、こんな人
先ずは、魔翻訳から(笑)
<ローブの男性は289歳のように見え、スヴェンは、文士のように、顔に病気の層をケージし、眉の輪郭が深く、非常に明るく、常にわずかに垂れ下がっている、非常に長い、非常に厚いまつげが半分をカバーし、時折持ち上げ、その後、冷たい、すべての顔は冷たく、鼻の梁は非常にきれいで、唇は薄く、その美しい顔は薄いです。>
长袍的男子看着似是二十八九的年纪,样子斯斯文文的,倒像个文士,只是脸上笼着一层病容,眉眼轮廓深刻清晰,眼珠极亮,总是微微垂着,叫那极长极浓密的睫毛遮住半边,偶尔抬起来,便带着股子说不出的冷意,每每看得人心里也寒凉下来,鼻梁挺秀好看,嘴唇却轻薄得很,叫那俊美的脸凭空添了一种薄情寡义的味道。
『天涯客』第一章・天窗より引用
藍色の長袍を着た、二十八、九歳ぐらいの男性。←何故か、性別を強調したくなった
(289歳になってしまっているとか言うのは、さすがにスルーするけれど)
いきなり疑問が沸き起こる…。
「斯文(斯斯文文)」⇒魔翻訳「スヴェン」
…。
スヴェン!?
もはや、すこぶる意味不明
Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン
「上品な文化人」みたいな意味よ、本来は。
ねえ…。逆に「スヴェン」ってどこから出てきたのさ。
そのまま読むにしたって、「スウェン」ではないのか!?
他の部分はおかしな日本語でも、何となく意味は通じるけれど…。
人の名前のように挟まんでほしいよな(笑)
素直に受け取ったら、周子舒=スヴェンかと思っちゃうよ
一応周子舒の形容を載せてはみたけれど…。
その後の原作の長~い文章は別に読まなくても問題はなくて…。
要するに…。
めいなんず(超美形)ってことよ。
『山河令』では、この後、屋敷に戻って…。
自分に釘を打つけれど…。
『天涯客』では、このまま牢屋みたいなところから帰らずに、やっちゃう。
もちろん、人払いしてね。
秦九霄とかの件(くだり)は全くないよ。
後から出てくるはずだけれど、第一章ではない。
メインで出てくるのは、守衛の二人と…。
周子舒、段鵬挙に晋王(容嘉皇帝・赫连翊)のみ。
…のみなのはいいけれど…。
<段大執家段ペン挙は、周子周が天窓を握った后、片手で引き上げて、彼の一人の配属だけを聴いた。この人は、その性質と野心を持っており、その野望を示すことを惜しみません。>
段大管家段鹏举,是周子舒掌握天窗之后,一手提拔上来的,只听他一人的调配。此人有本事,也有野心,并从不吝惜展示这种野心。
『天涯客』第一章・天窗より引用
段ペン挙!?
Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン
一瞬、ドンキホーテのドンペンが出て来たかと思ったわ。
まさかと思ったけど、何でもあるわねAmazon…。
その能力と野心も、この名前の前ではかすんでしまうというものよ。
(意外に原作では、段鵬挙の評価が高くてウケる)
…でもよくよく考えてみたら、「鵬peng」だから、片仮名で表しただけで間違ってないか
おかしく感じるのは、漢字と片仮名が混じってるせいなのね、きっと。
「ペン」と読むか「ポン」と読むかは、発音の問題なので難しい。
あえて、読むなら「どぅわん・ぺぉんじう」?
まあ、どうでもいいわね、実際。
ついでに言わせてもらえるなら…。
「魔翻訳」がおかしく感じられる理由のひとつは、「だ・である」体と「です・ます」体が入り混じっていると言うことね。
さらに名前でもうひとつ…
<二人は書斎に着くと、ユン・ジア皇帝ヘレンビンはすでにそこにいた。>
两人一前一后地到了上书房,容嘉皇帝赫连翊已经在那里了,
『天涯客』第一章・天窗より引用
…どこの地方の発音で訳されているのだろう…。
普通話だと「ろんじあ皇帝ほーりぇんいー」だと思うのだけれども。
時々、晋王が完全に「ヘレン」になってしまっていて…。
一体、誰!?
もう、何も見えないし、聞こえない
「赫连翊」が名前なのかどうかも、ちゃんとわかってないのだけれど。
いきなり、「ヘレン」から「ヘリアン」になったり…。
せめて統一してくれないかしらね_| ̄|○
まあ…。
この場面はほぼほぼ原作通りと言いたいところなのだけれども、さ。
実はね…。
『山河令』を観ていた時に、この晋王の台詞に「?」って思ったのよ。
内傷が癒えてないという周子舒を無理矢理呼んでおいて、「つらいなら」って何よ、と。
『天涯客』を読んで納得した。
実はこの場面、原作では晋王が呼びつけたのではなく、周子舒が自分から参内していたのね。
段鵬挙を引き連れて。
だから、「つらいなら、ひとまず休め」と労りの言葉が出てきてたのか、と。
それを蹴りつけて、「解放してくれ」ってなもんだから…。
赫连翊呆愣良久,竟一个字都说不出来,半晌,才颓然坐回去,仰头去看上书房的大梁,自言自语似的低声道:“允行远驻西北,北渊……北渊没啦,如今连你也要抛下朕了么?”
『天涯客』第一章・天窗より引用
独りぼっちを嘆く彼。
また…。
晋王の変顔を使ったね、とツッコまれそうな勢いの「王東」さん。
…そう言えば、晋王の形容部分、あったのかしら…
最後の釘を段鵬挙に刺されても、叫声を一切あげなかった周子舒に…。
<段ペンは、ディーラーが狂っていると感じました。>
段鹏举觉得庄主已经疯了。
『天涯客』第一章・天窗より引用
なんととうとう「挙」が消える悲劇
(;゚Д゚)
…「魔翻訳」部分はコピペしてるので、私が間違ったわけではない…
ホントに段ペン!
いや、それはいい…。
庄主=「ディーラー」!?
以前、「魔翻訳」は一度、英語に直してから日本語に訳されると聞いたので、そんなこともあるのだろう…。
「耕運機」と訳されるよりは、よっぽどマシだけれども。
もはや、何が「耕運機」と訳されたのかすら記憶にないが…。
『魔道祖師』完結編を魔翻訳で観ると出てくる、不思議キーワード。
あまりに魔翻訳がぶっとび過ぎてて…。
『天涯客』のあらすじを全然追ってないことに、今、気がついた。
…でも、第一章はまだ、こんなもんでいっかぁ
多分ね…。
『山河令』は、二章分を一話ぐらいにしてるんだと思うわ。
自由を手に入れ、皇帝のもとを去ったところで第一章は終わっているの。
だから…。
なんてことなのかしら
(ノД`)・゜・。
第一章には、私の愛する温客行はまだ出てこない。
そんなの許されないので、無理矢理入れてみた(笑)
このまま、だ~っと「魔翻訳」を貼り付けようかと思ったけれど…。
誰が読むのさ、そんなもの
…ということで、今日はやめておこう…
ちなみに…。
『天涯客』の芸術的な冒頭部分をおまけで入れてみる。
院子里的梅花开了满枝,落了满地,铺到未来得及化干净的残雪上,乍眼一看,直教人分不出哪里是雪、哪里是梅,风起时暗香悠然,满院流转。
黄昏幕下,月上房檐,光凉如水。
『天涯客』第一章・天窗より引用
<庭の梅の花は枝を開き、地面をいっぱいにし、きれいな雪に未来を広げ、一見すると、直接教える人々は、雪がどこにあるのか、梅がどこにあるのか、風が吹くと暗い香りがし、庭が流れる。
夕暮れのカーテンの下で、月はひさしに、光は水のように冷たいです。>
導入部分からして、意味不明
おそるべし「魔翻訳」_| ̄|○