私がこれまでに見たもっとも官能的なシーンは一枚のポスターだ。


壊れたはしけの端に一組のカップルが立っているのが遠景にかすんで見える、それだけの何の変哲もない白黒の写真だ。


ポスターの上部には次の言葉が印刷されていた。


〈今が決断の時。あなたの人生は詩になるのか散文になるのか〉





この写真は私たちの人生における官能性を象徴しているのではないだろうか。


あなたは惰性の人生を生きて、静かな絶望の日々を送るのか。


それとも、この写真にあるような情熱的な瞬間を体験して、自分の感覚の極みまで登りつめるのか。





シンプルライフとか簡素な生活というと、ほしい物を買わないでガマンする生活だと思われがちだ。


だがシンプルライフとはむしろその逆なのだ。


シンプルな生活とはもっと多くのものを所有することだ。


車や電化製品や会議をたくさん持つのではない。


もっと多くのロマン、人生の味わい、喜び、快活さを持つことだ。





シンプルな生活とは、感覚豊かに生きることだ。


世界は私たちの感覚を刺激する物であふれている。


ただそれに気づけばよいだけだ。


恋人や夫や妻も、私たちが気づきさえすれば、官能的な人間なのだ。


私たち自身も官能的な人間だ。


私たちがそれに気づきさえすればよい。






そのためにはまず、予定をこなすことよりも自分を大切にすることを優先しよう。






ではどうすればもっと五感を刺激する官能的な生活ができるのだろうか。


次にいくつかのアイデアを紹介しよう。



ジャネット・ルーアズ/著、ヒューイ陽子/訳
『「シンプルライフ シンプルラブ」 あくせくする人生から、愛する人との時間を大切にする人生へ』より
第二部 ふたりの生活
[6章]官能的なシンプルライフ
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ここからは6章に入りますニコ


なにやら刺激的なタイトルが付けられていますが、パートナーとの関係をじっくり見直してみる方法のようですほっこり


次回から五感を使う具体的な方法が紹介されますウインク


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