玄鳥去 つばめさる
春にやって来た燕が、南へ渡ること。
燕尾服の由来にもなった、ふたつに分かれた尾は、飛んでいるとすぐわかるよね。
そろそろ、みんなで南の国へ渡っていくころ。
でもね、巣をかけた同じ場所へ戻ってくるから、来年の春までしばしのお別れやね。
燕で思うのが、オスカー・ワイルドの「幸福の王子」
他者への無償の愛を貫いた自己犠牲こそ、この世で最も美しいものと表現したかったんや。
王子の動かせぬ体でありながら、生きた心が同胞を生かし、燕も生き生きと自由に生きた。
王子も燕もしあわせやったんかなぁ…
しない自由(フリーダム)より、する自由(リバティ)を持っていてその種を蒔いた人、と解説にあった。
だからね、思ったことは行動にしようよってことやね。
相手を想うココロって見えないから言葉にしないとわからない。
行動で表さないと伝わらない。
そうだよね。改めて思った