鶺鴒鳴 せきれいなく

 

鶺鴒が鳴きはじめるころ。

 

本州全体に一年中いる留鳥の鶺鴒は、日本書紀にも登場しています。

イザナギとイザナミのふたりの神が結ばれるきっかけを教えたという神話から「恋教え鳥」という異名も持っています。

 

今年九月十三日は中秋の名月、十五夜ですお月見

残念ながら、ウチからは眺めることができひんかった汗

 

名月の名残を惜しむように、昔の人は次の日もその次の日も月を眺めました。

十五夜の次の日は、ためらうように出てくる十六夜(いざよい)。

その次の、十七夜の月が立待月。

これは、立って待っているうちに出てくるから。

十八日の月は居待月。

そやねん、座って待つんやね。

十九日は寝待月。

寝てもうた。

ちゃうちゃう、寝ながら待つねん。

そして、二十日は更待月。

夜も更けて出てくるからやね。

 

満月になるまでの異称はほとんどないのに、欠けゆく月にはいっぱいや…

ワタシはしゃんと生きてるかなって、欠けゆく月を見て思う。

その時その時を、精一杯生きなきゃ…ってねドキドキ