私の知らない私に出会わせてくれるあなたが好き。《坂爪圭吾祭の全貌４　最終回！》

沖縄の離島　久米島から、

心はいつでもシャスタから、こんにちは　

月丘　和果

つきおか　のどか　です。

坂爪圭吾祭ストーリー、

本日最終日です

今日の満月の夜に、久米島某所で、

坂爪圭吾祭り終焉の儀を執り行います

今までお読みいただきまして、

ありがとうございました

最後に、今回の資金をなんとか、

やりくりしようと、仕事を作って、

行政の研修を

企画実施した話を書きます

自分ひとりの自己資金で、
坂爪さんの久米島滞在２回分を賄うのが厳しい…

「なんとか、この私個人的趣味な企画を、
　違和感なく、周りにすんなりと助けてもらう方法は
　ないのだろうか？？？」

うーん　うーん

普段、ほとんど使っておらず、寝ぼけ切った左脳を
久しぶりに使い、考えついたのが、

「SNSで、人とつながる。世界とつながる。」

というテーマで、坂爪さんに講演をしてもらう！
ということだった

私は、久米島観光の
海外向けの発信を担当しているので、

SNSでつながって、いつの間にやら、
海外講演も経験されている坂爪さんのお話は、

十分、私のお仕事につながるし、
SNS発信だったら、誰にとってもきっと参考になるはず！

我ながら、
なんてナイスなアイデア！

早速、企画書を書く。
いかにも、もっともらしく、

この島にとって、この講演と研修がいかに有用なのかを
理論立てて、情熱を込めて理路整然とワードを使って文字で書く。

ここまでは、
出来た

次、なのである。
一番の難関

これを実際に上司に持って行って、相談するのが、
私にとっては、一番怖かった

業務で忙しい上司に、
こんな私が、こんな企画の相談したところで、

足蹴にされたら、
どうしよう…。怖い

やっぱり、これはなかったことにして、
自分のポケットマネーで全てを

ひとりでやり過ごした方が
簡単だし、平穏だ。。。

「あああ。なんで、調子にのって、
　２回も坂爪さんを呼んじゃったんだろう…。

　しかも、今回は、２週間近くのサバイバル。
　坂爪さんにも迷惑かけて…

　あああ。坂爪さん、ごめんなさい。
　アタシのバカバカ」

急に、全てが怖くなり、
背中が重くなり、胃が痛くなった。。。

「や、やめようか…」

自分ひとりでぐるぐるして、
諦めかけた時に、

FM久米島の名物パーソナリティの

マンデーさんが、たまたま、現れた。

マンデーさんは、

先週の坂爪さんとの久米島リトリートに

もっとあの美しい瞬間を味わい尽くせる器が欲しかった☆

天秤座の満月久米島リトリート”坂爪圭吾祭”

資金が苦しいという私に付き合って、

参加してくれていたのだ。

ほんの数言葉、ただの雑談をマンデーさんと
交わしただけで、なんだか、気分が軽くなった

マンデーさんのお陰

なんだ、この人？！

久米島の精霊の使いか

よし！今、この軽い気分の時に、
行くしかない！

ひとり、机に向かって業務している上司に、
企画書を持ち、恐る恐る相談に向かった。

「ふーん。なるほど。
　坂爪さんがされているSNSの発信からヒントをもらって、
　久米島の海外発信の業務にも役立てると？」

「はい。そうなんです。
　これを、研修でさせて頂けないかと思いまして。」

「いいんじゃない？」

「えっ！？いいんですか？
　その場合の交通費とか、講演費とかは、出ますかね…？」

「あなたの業務でとっている今年度の予算の出張費から、
　計上する事は、問題ないですよ。」

「そうなんですか！ありがとうございます！！」

冷たい扱いを受けるかと思ってたから、
上司がことのほか、

協力的に対応してくれたので、

とても嬉しかった

とても、とても嬉しかった

「何か他に必要な事が、あったら言ってくださいね。」

「坂爪さんにキャンプしてもらうんですけど、
　お湯を沸かすバーナーがないかも…」

と、言うと、カセットボンベを使うタイプの
キャンプバーナーを持ってきてくれるという。

テントとイスと、テーブルも他の人に借りた

島の人って、
なんて、優しいんだろう〜

そうか。

「やりたい！」で、行動して、
相手が受け取りやすい形でコミュニケーションとれば、
周りは助けてくれるのか。

なんだか、
生まれて初めての経験だった。

講演費としての金額が、いくらになるのかは、
不明だったが、

往復の交通費は、間違いなく出るということが、
わかっただけ、心強かった

その後、私は、超特急で、
１日研修のカリキュラムを作り上げ、

研修対象とした島の移住者の仲間のメンバーに
研修の案内をラインで送った。

なんてったって、