皆様、こんにちは♪
今週、映画「海賊と呼ばれた男」を観てまいりました!
原作が大好きなので、どんな映画になるのだろう?あれほどの大作を2時間半でまとめられるのかな?なんて思っていましたが、とても素晴らしい映画でした。
出光興産創始者の出光佐三さんがモデルであり、岡田准一さんが、出光さんの20代~90代までを演じています。
歴史でも有名な「日章丸事件」。
戦後、出光さんは、民族会社が外資系のメジャー企業に吸収合併される中、唯一の民族会社として日本の復興に貢献します。
メジャーに睨まれ、輸入先をすべて妨害され四面楚歌の状況のとき、当時、英国と対立し世界的に村八分だったイランに日章丸を送り、石油を輸入します。
これは、この当時、世界を驚かせる挑戦でした。もちろん映画でも、この日章丸事件は登場します。
個人的に、とくに凄いと感じたのは、
イランに日章丸を送ったのは、出光さんが68歳のときです。通常であれば守りに入る年齢域に、世界をあっと言わせ戦後の日本に希望をもたらす活躍をされました。
もちろん、日章丸の船長さん、乗組員さんたちの命を懸けた歴史的なチャレンジの賜物でもあります。
【参考】メジャー支配に挑戦した「日章丸事件」
http://www.idemitsu.co.jp/company/history/chronicle/20.html
いくつになっても、パワーを持つこと。
その秘訣は、若い頃に、あるいは老いるまで、好きなことにおもいきり挑戦したことがパワー貯金になるのかもしれません。
そういう意味では、年をとったら同じということはなく、それまでの好きなことへの挑戦や経験や拡げた枠は、しっかりカウントされていくのかもしれない、
“少年よ大志を抱け”に気づかせて頂いた作品でした。
★数年前、原作に感動し、出光美術館に行きました。このポストカードの絵は、原作に登場する、出光佐三さんが愛した夫婦つがいの鶴の絵です。