過去の出来事、相手
その時のことを忘れられない。
思い出したくないのに
昨日のことのように思い出してしまう。
忘れよう、手放そうと思えば思うほど、
忘れたくない、忘れてなるものかと
相反するものが、出てくることがあります。
私たちの心には
相反する思いがあり、それは自然なことです。
そんなときは
自分の心の中に、
相反する気持ちがあるんだな~と
両方あることを許せると良いですね。
相反する思いの間を
「漂う」ことも必要だと思います。
「漂う」ことは、心もとなく不安かもしれません。
どこかに、着地点を見つけたいと
焦る気持ちが湧くかもしれません。
過去を忘れることを着地点として
忘れたら自分は変われる
自分は幸せになれる・・と考えると
とても苦しいですね。
そこを目指すのではなく
「漂う」心を抱き、愛しつつ
自分が幸せになることへ
目を向けられたら良いですね。
人は、消し去りたい過去や後悔、
悩みや問題を抱えて生きています。
それを解決する、無くすことに
目を向けるだけではなく
それを持ちながらも
どのように日々を生きるか
こちらの視点も、持っていられると良いなと思います。
まゆみ