「ホ・オポノポノ」 | やわらかな青い風の便り

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ハワイに行きたいと願っていたもう一つの理由は、Dr.ヒューレンの「ホ・オポノポノ」の生まれた場所であるハワイを、自分の身体で感じたということでした。

 

「ホ・オポノポノ」は、ご存知の方も多いかと思いますが少し紹介します。

 

「ホ・オポノポノ」正式には、「セルフ・アイデンティティ・スルー・ホ・オポノポノ」は、数百年も前からハワイに伝わる問題解決方法のことです。

 

従来は、複数の人たちが話し合うことで問題の解決策を探ってきましたが、Dr.ヒューレンの師モーナ氏は、人に頼るのではなく、自らの力でウニヒピリ(潜在意識)を介してアウマクア(超意識)とつながり、問題を解決すべきであると考えました。

 

この潜在意識であるウニヒピリに、愛情を送ることで問題のブロックが外れていきます。

ウニヒピリは「インナーチャイルド」、「記憶メモリー」とも表現されています。

 

「ありがとう」

「愛しています(大切だよ)」

「ごめんなさい」

「許してね」

 

という言葉を自分自身のウニヒピリに送ります。

 

それを繰り返すことで、自分自身をゼロに戻す(手放す)ことができます。

ゼロになったところに、インスピレーションや解決法がやってくるのです。

 

 

このウニヒピリ(インナーチャイルド「記憶メモリー」)の存在は、一見嫌だなと感じることが見せてくれます。

 

例えば嫌な気持ちになること、嫌な出来事が周りで起きること、思う通りにならないことなど、環境や相手の問題にしがちですが、ちゃんとウニヒピリがメッセージを送ってくれているのです。

 

これらが出てくるたびに言葉をかけてクリーニングしていくのは、根気がいるかも知れません。その上、Dr.ヒューレンは結果を期待してはいけないと言っています。

 

でも超意識へは、必ず潜在意識であるウニヒピリを通らなければ、行かれないとも言っています。

 

 

 

帰国してから、久しぶりに「ホ・オポノポノ」の本を読みました。

 

2008年、今から8年ほど前にDr.ヒューレンの講演を聞く機会がありました。

 

その時は、「問題の原因はすべて自分のメモリー記憶である」ということは理解できても「すべての責任は自分にある」という言葉は、どうしても受け入れられませんでした。

 

当時の私は、家族のことで多くの悲しみと、報われなさ、自己否定感を抱えていました。そして、この3週間後に妹が事故で亡くなるという事態が起きました。

 

ますます、「すべての責任は自分にある」という言葉が受け入れられず、「ホ・オポノポノ」にも興味を失いました。

 

 

 

 

今回、再び「すべての責任は自分にある」という言葉を本で目にした時、はじめて納得ができました。

 

そして思ったことは、自分で引き受けて、クリーニング(ウニヒピリのケア)を自分でして行くことだけということです。

どのような自分の感情や感覚も、スルーしないで大事にしていく。

 

「ホ・オポノポノ」は、魔法のような変化が瞬時に起きるものではなく、こつこと自分でやっていくところが好きです。

 

人に頼ってはダメということではなく、自分のウニヒピリのお母さんになれるのは自分だけだと思うからです。

でも、そこに真のミラクルがあるように思います。

 

 

長くなりましたが

最後までお読みくださりありがとうございました。