母と言う名の傷

母と言う名の傷

私の生きる道

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母は私を相談相手か何かと思っていたようだ。

小さい頃から、仕事や仕事仲間の愚痴、私の友だちのお母さんの悪口など一方的に聞かされていた。

それだけに止まらず、父親や祖母の嫌な部分を散々聞かされた。

聞くのが辛くてやめて欲しくても逆らえなかった。

私は祖母が好きだったが、お前は他の孫と比べて可愛がってもらっていないなどと言われたり、私がこんなに嫌っているのに遊びに行くのかと咎められたりした。

家から送り出す時も、私を放っておいて勝手に行ってくればいいじゃないと怒りを露わにしながらだった、

だからいつも罪悪感でいっぱいだった。

常に母のご機嫌を伺っていた。
帰って来ても楽しかった素振りをこれっぽっちも見せないように努力した。

色々と聞かされて、その内に祖母が嫌いになってきてしまった。

今となっては祖母を自分の目で見て、
そんなに嫌な人なのか判断出来なかったことが悔やまれる。