この所引きこもりが続いているおさる仙人です。
お正月は「十二国記」をぶっ続けで観ましたが、今はそこそこのペースで「精霊の守人」を観ています。
原作が多少稚拙で素朴な所があって、巻を追うごとにそれが洗練されていくのがわかる作品でしたが、アニメ(やっぱりNHKなのね)はどうでしょう。
何となく、30歳より上のイメージだったバルサが29歳の美人になってるし、おっとりした大男のイメージだったタンダが神経質そうな細身の美形になってしまってます。
「十二国記」の方は元からそんな感じの絵だったから、気になりませんでしたが、「精霊の守人」は原作の挿絵が素朴でよかったためタンダが軽薄短小に見えてしまいます。
というか、最近のアニメに感じることなんですが、全部同じ人に見える。全部美形。このパターンにハマってないと売れないのでしょうか。
タンダはどっちかと言うと、シャッコみたいな感じで、バルサは三十路をこえた、気取らない肝っ玉姐さんなイメージだったのですがねぇ。
内容的には、稚拙に感じていた部分が充分見ごたえのある厚みに増してあっていい感じです。
何でタンダがあんなかなぁ。
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引きこもって、4日目。「精霊の守人」を観終わりました。
わずか2クール26話だったんですね。
この、「守人シリーズ」はこの後の方がどんどん盛り上がって行って、洗練されてきて、壮大になっていくんです。
ですが、最初のトコだけで終わってしまいました。
まるで、「風の谷のナウシカ」の映画と原作の関係のよう。
でも、出来上がりもその通りで、十二分に楽しませてもらいました。
狩人と呼ばれる、忍者みたいな人たち{喪神の碑なら黒衆ね)があまりにも魅力的で、星詠みハカセのシュガ(美形)がかすんでました。ただ美形なだけで、原作のようなアブナイ橋を渡ったりしなかったんですが、それはそれなりに、良かったです。
機能の日記のコメントにも書きましたが、キャラクターに幅が持たせられないのがじつじょうなのかもしれませんね。
赤レンジャー青レンジャー、黄レンジャー、以外はみんな緑レンジャー、みたいな?
パターンの数が決まってて、余った人はみんな緑レンジャー、みたいな感じがぬぐえません。意味の無い美形が沢山登場します。
かつてのガンダムではありえなかったことで、今のガンダムの現状というところでしょうか。(観て無いので憶測です、すみません)
考えてみれば、個性があって、美形でなくて魅力的なキャラクターの方が、美形よりも書くのが難しいのですね。
それにしても、これだけ話を面白く膨らませるとは、さすがです。キャラクターの個性も光っていました。ストーリィの稚拙さももっと複雑で理に叶ったモノになってました。楽しませてくれます。
唯一つタンダがつまらないキャラクターのまま終わってしまったことがもったいなかったです。
とろいけど、優しくて、力強くて、静かで、おおらか。大樹のような人。
そうだからこそ、ココロに傷を負ったバルサを受け止める度量があって、激しく強く、荒々しい、バルサとの対比がカップルとして素敵だったんです。
そうでないと、最後の方の巻が成り立たないから、ここから先を作る意志が始めからなかったんだろうな。
これだけ膨らませて描くのだったら、超大作になってしまうもんね。
とにかくあっという間の26話でした。