今回も徳島新聞「歳々健康」からのご紹介です。
(健康アドバイザー・大西葉子氏)
『生活環境に緑を』
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生活する場所に緑が多いほど、
気持ちは安定するようだ。
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生活環境に公園があったり、
日常的に植物に触れる機会が多かったりする
2~5歳の子どもさんは、
地域や親御さんの職業とは無関係に、
攻撃的になることが少なかったそうです。
(アメリカ・ノースカロライナ大学による研究。
「全米内科医ジャーナル誌オンライン版」に公表)
緑が多い環境が良い影響を与えるのは、
子どもさんだけではないようです☆
中米のパナマでは、刑務所内に様々な苗を植えてみて、
その環境下で産業廃棄物を分別する作業を行ったところ、
以前に比べて不衛生な環境が改善され、
受刑者同士の抗争も著しく減少し、
再犯率は65%も下がりました。
このプロジェクトは、元々麻薬の密売に関わって
刑務所に投獄された農学者の方が、
食事にたかるハエに耐えきれずに始めた試みで、
その後更生プログラムとして承認されたそうです☆
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受刑者らは、分別作業の他、堆肥作り、
野菜や果物の栽培法なども学ぶ。
作業を集中して行なえるようになり、精神が安定し、
出所後の就業率も高くなったという。
パナマ・ラ・ジョイタ刑務所における「エコソリードス再社会化事業」
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緑豊かな環境のなかで過ごしていると
自然と気持ちが穏やかになり
身体も喜んでいるように感じられますね☆
そういえば欧米では緑は自然の象徴であり
豊かさを表す色と四大元素の講義で
教えていただいたことがあります☆
地球の大切な資源である緑は私たちに
たくさんの恵みを与えてくださいますね (*^_^*)