今回も徳島新聞「歳々健康」からのご紹介です。

(健康アドバイザー・大西葉子氏)

『生活環境に緑を』

 

☆☆☆

 

生活する場所に緑が多いほど、

気持ちは安定するようだ。

 

☆☆☆

 

生活環境に公園があったり、

日常的に植物に触れる機会が多かったりする

2~5歳の子どもさんは、

地域や親御さんの職業とは無関係に、

攻撃的になることが少なかったそうです。

(アメリカ・ノースカロライナ大学による研究。

「全米内科医ジャーナル誌オンライン版」に公表)

 

緑が多い環境が良い影響を与えるのは、

子どもさんだけではないようです☆

 

中米のパナマでは、刑務所内に様々な苗を植えてみて、

その環境下で産業廃棄物を分別する作業を行ったところ、

以前に比べて不衛生な環境が改善され、

受刑者同士の抗争も著しく減少し、

再犯率は65%も下がりました。

 

このプロジェクトは、元々麻薬の密売に関わって

刑務所に投獄された農学者の方が、

食事にたかるハエに耐えきれずに始めた試みで、

その後更生プログラムとして承認されたそうです☆

 

☆☆☆

 

受刑者らは、分別作業の他、堆肥作り、

野菜や果物の栽培法なども学ぶ。

作業を集中して行なえるようになり、精神が安定し、

出所後の就業率も高くなったという。

 

パナマ・ラ・ジョイタ刑務所における「エコソリードス再社会化事業」

 

☆☆☆

 

緑豊かな環境のなかで過ごしていると

自然と気持ちが穏やかになり

身体も喜んでいるように感じられますね☆

 

そういえば欧米では緑は自然の象徴であり

豊かさを表す色と四大元素の講義で

教えていただいたことがあります☆

 

地球の大切な資源である緑は私たちに

たくさんの恵みを与えてくださいますね クローバー (*^_^*)