徳島新聞で連載されている記事「歳々健康」
(健康アドバイザー・大西葉子氏)
今週は『握力の低下と食事』でした。
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ペットボトルや缶のふたが開けられなくなったのを、
「年齢のせい」と考える人は多い。
しかし、それは加齢の影響だけではないかもしれない。
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国立健康長寿医療研究センターでは、
筋力の低下に「慢性炎症」→
「体を守る防御反応が体内で長期間続いている状態。」が
深く関わっていることに着目して、
栄養素や食品摂取量に基づき、
慢性炎症を起こしやすい食事内容を
「食事性炎症指数」として算出されました。
・指数が高い食事
菓子パンや加工肉、スナック菓子など。
・指数が低い食事
豆類やナッツ類、緑黄色野菜、魚介類など。
年代、性別ごとに食事内容を調査。
炎症指数の高低と中間群に分けて
12年後の握力の違いの変化を調べた結果
→特に40~59歳の女性で、
握力と食事内容に有意な関連性が認められたとのこと。
炎症指数が低い群と高い群で
握力低下に大きな差が見られたそうです。
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握力は、全身の筋力を測る上で重要なものだ。
握力が落ちれば、
生きるために必要な全身の筋力も衰えるそうだ。
握力維持のためには運動だけでなく
栄養のバランスにも気を付けたい。
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私の手は子どもサイズで
握力も強い方ではないのですが、
これ以上握力が弱まってしまわないように…
食事に気を付けながら手の運動も☆と思っています(*^_^*)