今回はダスカロスことスティリアノス・アテシュリス博士の著書「エソテリック・ティーチング」より☆

 



第15章
『エレメンタル』

・エレメンタルとは
あらゆる思考・感情・欲望がつくり、

送り出す〝想念形態〟
私たちは「欲望-思考型」「思考-欲望型」という、
2つのエレメンタルをつくり出したり、
それらを再活性化したりしている

エレメンタルを破壊することはできません。
いったん一つのエレメンタルが創られたら、
それは(パーソナリティーから得た
エーテル・バイタリティーで満たされた)

活性化された状態か、
もしくは(思考力を失い宇宙意識の中に待機している)
休止状態という、どちらかの状態で

必ず存在し続けることになります。

私たちのパーソナリティーは、
こうしたエレメンタルの質と量によって構成されています。
ある種のエレメンタルを除去しようと思ったら、
不要なエレメンタルを有益なものと

入れ替える必要があります。
一つのエレメンタルを追い払えば空間ができ、その隙間を
どのような資質のエレメンタルで埋めることも可能です。
よって、必要なのはこうした空間をパーソナリティーの
建設的な目的に役立つエレメンタルで埋めることなのです。

一人ひとりのパーソナリティーは、
このようなエレメンタル群の相対的なバランスと
相互依存的なネットワークから構成されています。
そのためパーソナリティーを

早急に大きく変えることは困難で、
大きなエレメンタルや同じような種類の
集合体であるエレメンタルを急激に取り除けば、
一人の個人を極めて不安定な状態にさせ、
精神的な錯乱状態さえ引き起こす危険性があります。

エレメンタルを比活性化させるような
ヒーリング・ワークは、確固たる決意と、それぞれのケースごとに
相応の時間を充分とって行なうべきなのです。

エレメンタルと直接戦っても、

決して勝つことはできません。
過去の連鎖を断ち切るには理性を働かせて
そのエレメンタルの源を探し出し、
次に建設的なエレメンタルに置き換え、
古いエレメンタルを超越していくこと。

それが最善の方法です。

過去の出来事をクヨクヨ考え、思いに浸るのではなく、
〝手放す〟ことが必要です。
すでに過ぎ去り、変えようのない過去を手放す方法は、
エレメンタルの命である活力補給を断ち切って、
自分を苦しめてきたエレメンタルを比活性化することです。
そうすることで、私たちは過去に縛られることなく

〝今〟を生きられるようになります。
〝昨日〟に引っ張られず〝明日〟へも押し出されず、
〝今〟である今日を生きましょう。


☆☆☆

私たちは日々の暮らしの中で

様々な出来事を経験しています。
内省という成長につながる振り返りもあれば、
変えられない過去のことを思ってくよくよしたり
心が囚われて、さらに辛くなることも多くあります。。

エレメンタルは一旦生み出されたら消えることはなく、
私たちの思いが注がれて活力となり力を増していきます。

自身を構成するまでに成長してしまっていると、
無理にヒーリングやワークによって
エレメンタルが取り除かれたりした時、、
何か風船に穴が空いたように力が抜けたりなど
心身に大きな影響を及ぼすことが起こります。
そういえば以前に似たようなエネルギーを続けて解放する
ワークをした後とても疲れた覚えがあるので…
無理のないペースで穏やかに行なう必要がありますね。

ネガティブなエレメンタルとは戦わず
新たな建設的なエレメンタルに置き換えてゆく。
エーテル・バイタリティーを無駄遣いしないように
貯水槽のように満たしていつでも有意義に使えるように。
昨日でも明日でもなく〝今〟を生きられますように☆
自身が生み出すエレメンタルに気をつけたいものです星

以前にご紹介したハリー・ランバート氏の
「ネガティブなエレメンタルへの対処方法」も
お読みいただけましたら幸いです☆(*^_^*)