前回に続いてホワイト・イーグル
「内なるキリストのたとえ話」より
引き続きご紹介したいと思います。


『内なるマスターに耳を傾ける』

人は自分の人生をとても複雑なものにします。
自分に混乱や痛みや苦しみを、
雪崩のように引き起こしてしまいます。
マインドとボディの欲求に駆られ、
両方の奴隷になってしまうのです。

しかし、自由への道はシンプルです。
あまりにも単純明快なので見落としてしまうのです。
自分の内側にいるマスターの声に
耳を傾けることを学んでください。

しかし大抵の場合、
人々はマスターの静かな小さな声を聞かないか、
あるいは、それがマスターの声だと気づかないのです。
でなければ、マスターの声だと思ったのが、
じつは自己の声だったりします。

自己は自身をいろいろな形で表現します。
自尊心や自己愛が強かったり、
他人から注目されたいと思ったりするのです。
これらはすべて低次の自己に属します。

しかし、マスターの声は、
これらの感情に浸ることはありません。
マスターの声は穏やかで、無私で、平和です。
神を知っているから平和なのです。

スピリチュアルな道を歩む魂は、
自分の進化だけに夢中になったり、
自分の霊力やその威光で
傲慢になったりすることもあります。

しかし、魂がキリストの足跡を辿ろうと力を尽くし、
キリストの穏やかな謙虚さを

吸収するように努力した時は、
優越感によって自分自身を失うことはありません。
なぜなら、自分が偉いとか素晴らしいとかではないこと、
つまり自力で癒したり、教えたり、
人を慰めることができないとわかってくるからです。

魂は、自分に流れている善良な資質は
すべてキリストに由来するもの、
神に由来するものであることを知っているからです。

試されるのはキリストのスピリットなのです。
もし神の子の穏やかで謙虚なスピリットが
あなたの手を携え、あなたと共に歩いていると
本当に感じることができるのであれば、
失敗はありえないのです。


☆☆☆

私たちの内に宿るマスター・キリスト神霊
私たち人間を通して働いてくださっていること☆
様々なエゴイズムがうっかりお顔を出さないように…
その意識と謙虚さを忘れないようにしたいものです☆(*^_^*)