昨日は午後から松方ホールで開催された、

 
『君の笑顔に会いたくて』 試写会に行きました。
   
http://www.kiminoegao.com/

最初に豊岡市から来られた保護司さんのご挨拶の後
映画が上映されました。

~心ならずも犯罪を犯しながらも
そこから立ち直り新たな未来を目指して
苦悩する子どもたちと向かい合う保護司の姿を描く。~

私が初めて保護司さんについて知ったのは
昔ファンだったアラン・ドロンさんの映画
「暗黒街のふたり」でした。

その後ドラマや映画等で見たりはありましたが、
作品のテーマである日本の「更生保護」について
今回の映画で更に詳しく知ることが出来ました。


『更生保護』 とは?

安全な社会のため、犯罪や非行をした人の
立ち直りを支える取り組みで、

罪を償い、社会の一員として
再出発しようとする人たちを
指導・援助するなどしてその立ち直りを助け、
再び犯罪や非行に陥るのを防いで
地域の安全を守る制度です。

詳しくは
『更生保護ネットワーク』 さんへ。
   
http://www.kouseihogo-net.jp/

保護司

罪を犯して保護観察を受けることになった
人の生活を見守り、様々な相談にのるほか、
時に助言なども行う民間ボランティアです。
犯罪を予防するための
地域活動にも取り組んでいます。

更生保護女性会

女性の立場から、
地域における犯罪予防の活動や、
こども達の健全育成のための
子育て支援活動などを行うボランティアです。

BBS会

様々な問題を抱える少年と、
兄や姉のように
身近な立場で接することで、
少年の成長を助ける青年ボランティア団体です。

協力雇用主

過去に罪を犯したことを
承知のうえで雇用し、
その立ち直りを支援する事業主です。

更生保護施設

刑務所出所後、帰る場所がない人たちに
宿泊場所を提供し、
自立に向けた生活指導を行う民間の施設です。

映画の上映後には原作者・映画のモデルである、
名取市在住の保護司
大沼えり子氏が登壇されました。
東日本大震災の時、真っ先に駈けつけてくれたのが
神戸の方々だったことへの深い感謝のお気持ちと、
今回の映画についてお話を聞かせていただけました。

描かれているエピソードは実話を基にしたもので、
大沼先生と関わった子どもさんたちと地域の方々が
皆さん進んでエキストラとなって下さったそうです
ラブラブ

なぜ犯罪や非行に陥ってしまうのか…
そこには必ず何らかの理由があります。

暴力や虐待などが行われている家庭環境で
たとえ自身ではどうしようもない状況にあっても…
更生保護に関わる、様々な方々のサポートがあれば、
何とか頑張って立ち直ることが出来る。


命は尊いもの 『人はみな、生かされて生きてゆく。』
この作品は、とても大切なことを教えてくださいます。
紡がれてゆくその絆に感動の涙が流れました☆

より良き地域社会と子どもたちの輝く未来のために
お力をお借り出来れば幸いと
全国で多くの方々が活動をなさっておられます
クローバー

映画を観ていて、昨年10月にお聴きした、
夜回り先生 水谷修先生のお話が思い出されました。
熱いお志を持って活動されている方々がいらっしゃる限り、
子どもさん達は大丈夫という希望が持てますね
星

既に上映が終了している所もありますが、
関西では、神戸の元町映画館で
4月21日~27日まで上映される予定です
映画

もしご興味が湧かれましたら
どうぞご覧になってみてくださいませ
ドキドキ (*^_^*)