久方ぶりに大浦天主堂そして初めて本河内ルルドを訪れました。


  http://www.seibonokishi-sha.or.jp/jml/kolbe/lourdes

聖母の騎士のルルドは昭和8年に
日本人への贈り物として残されました。
修道院の白い教会から200メートルほど
急な坂をのぼるとルルドはあります。
百坪ほどの平地で、一隅は高い岩板になっていて、
洞窟に美しい聖母マリア像があり、
その足元には清水が涌き出ています。
ルルドは、この他にも日本で最初に作られた
五島列島・玉之浦のルルドや
東京・関口教会などのルルドがあります。

コルベ神父は1930年に長崎にきて聖母の騎士修道院を作り、
フランスのルルドに似た洞窟を
本河内の修道院の近くに見つけ、
神父がポーランドへ帰国後にルルドができました。
1981(昭和56)年来日の教皇ヨハネ・パウロ2世は
同郷のコルベ神父ゆかりの本河内を訪れ、
1982年にコルベ神父は聖人となり、
ルルドは神父ゆかりの巡礼地となりました。

              ・聖母の騎士社さんより転載
☆☆☆


私はカトリック信者さんではありませんが
過去生やガイドさんのご縁を感じています。
以前タロットのクラスに信者さんがおられて、
なぜか私に大切なロザリオをくださいました。
その頃は大変申し訳ないことでしたが…
聖母の絵もいろいろな種類があるのですね
というくらいの浅い認識でした。

今回こちらを訪れてみたいと思った時
お祈りをする場所に置いているロザリオの絵をよく見ると…
この絵が「ルルドの聖母」であることに気付きました。
主人は幼い頃聖母幼稚園に通っていたので
こちらへ来ることを自然に感じられたそうです。


 

以前に王 由衣さんが配信してくださった、
フランスのルルドの泉のお写真と同じ、
聖母マリア様の深い慈愛のエネルギーが感じられますぴかぴか(新しい)




下方にある聖コルベ記念館には
住んでおられたお部屋が再現されていて、
数々の遺品やお写真、遠藤周作氏の自筆原稿など
コルベ神父様とゼノ神父様ゆかりの品々が展示されています。

「友のために生命を捨てる これ以上の愛はない」
コルベ神父様はアウシュビッツ収容所で、

妻子ある若い男性のために
自ら進み出て刑に処せられ47歳でこの世を旅立たれました。

こちらに置かれていた冊子「ゼノ修道士のカバン」

「蟻の街のマリア 北原怜子」には
宗教を超えて誰にとっても大切なことが書かれています。

「今、豊かになった日本に、他者に対する優しさ、
 人の痛みをわかる心、ゆるす心、
 自分を無にした無償の愛で助ける心が大切であると、
 写真展のゼノ修道士は教えているのではないか」


「あなたは今、微笑みを忘れていませんか」。
北原怜子さんはいつも自分にそう問いかけていた。

「にこやかな心で眺めれば、どんな所にも美がある。
 どんな所にも真理がある。
 まずい物にも美味しさを、苦しいときにも楽しさを、
 ニッコリ笑って発見する。
 それが北原怜子のニコニコ精神である。
 あなたの幸せを祈るニコニコです。」


誰もがみな、人の笑顔、幸せのためにと思う気持ちを
少しずつでも持てれば、世界は優しく柔らかくなれると
コルベ神父様方々の軌跡に感銘を受けて
あらためてそう思ったひとときでしたぴかぴか(新しい)

帰りもタクシーで来た道を戻ろうと思って降りてゆくと
すぐその先のお家から一人の女の子が出てきました。
中学生くらいのその子は、黒い上下のスポーツ服を着ていて、
その日は黒揚羽蝶を何度か目にしていたこともあり、
何か修道士さんのように感じて、すぐ後を付いていきました。


主人は私が急にその方向へ歩き出したことで
え~?と内心びっくりしたそうですが(笑)
その道は市電方向への早道だったみたいで
女の子の姿は途中で見えなくなりましたが…
道案内をしていただけたように思えて感謝しています揺れるハート(*^_^*)