本題の前に田川伊田駅の改装工事とへいちくのことこと列車の
話をお伝えします
田川伊田駅の改装工事は順調に進行してるようで、先月では開放されてなか
った一階の駅通路の一部が解放されてます。
特筆すべき点としてこの改装工事で新たに宿泊設備が出来ます。田川伊田
駅周辺には既に数件のホテルがありますが、規模の関係からからゲストハ
ウスの類の設備と思われます。
前回、へいちくの駅のホーム上に何かの構造物が建設されていると記載しま
したがその正体がコレ。
その正体はへいちくマルシェという喫茶店で後述する「ことこと列車」の運行に
合わせて開店するとの事。なおテーブル周辺の設備はかつての地下通路への
入口(元々へいちくのホームに上がるは2つ存在しており、JRの連絡通路
の途中にもう一つの出入り口があった)で左右の黒いコンクリートの部分に
その名残があります。
また直方・金田方面のホームが一部柵で仕切られており、よく見ると地面に
金具が埋め込まれている事から、各種催し物や臨時のテーブル設置のための
空間と思われます。
場所は移って金田駅。金田駅では各種準備を終えて直方駅へ回送しようと
してるへいちくの新たな観光列車「ことこと列車」が待機していました。
11時32分に直方駅を発車して時速40キロの速度で途中、直方・金田・田川伊田
の3駅に停車後に折り返し再度、直方~田川伊田間を走り抜けた後に田川線に
入線し、トイレ休憩のために油須原駅の停車後、14時52分に行橋駅に着くという
順路で運行します。事前に旅行会社の予約を必要とする所謂「ツアー列車」で、
運行形態的にはJR九州のななつ星とよく似たもので(ちなみにデザイナーも同じ)、
車内ではフレンチ料理が6品提供されてるとの事。(ちなみに一回の乗車でお値段
は14800円で料理も値段に含まれています)
6月まで予約でいっぱいとの事なので乗車してみたいと思う方は7月以降に
狙ってみるといいかもしれません。
本題のトロッコですがこの日は終始曇りで、午前中は数便が満員に成りまし
たが、12時ごろから雨が降り始めたあたりから少なくなっていきました。
あと午前中にNHKの取材があったようで、その日のニュース845(福岡の
ローカル番組)で取り上げられました。
車内の様子。本日はことこと列車の通過に合わせて手を振ったり、通過する
へいちくの普通列車から警笛を鳴らされてそれを受ける形で手を振っていた
りしてます。なお写真は午前中の物。
走行中見つけたトトロ?のラクガキ。このような天気である事やトンネル内の
コウモリの数が少ない&寒さで全然動かないため、このラクガキの紹介も
数回行いました。しかし本当に誰が描いたものでしょうか?
次回の運行日は5月12日(日)です。次こそは前回やこの日みたいな雨の降
りそうな天気ではなく晴れをお願いしたいものです。
皆様のご乗車をお待ちしております。