「翔んで埼玉」の武内英樹監督だし、テーマも面白そうなので公開初日に見てきました。
コロナ禍で総理大臣も主な閣僚も亡くなって日本のかじ取りをどうしよう、ということになった時
過去の偉人たちをＡＩとホログラムで作りだし、政治を任せてみてはどうかということに。
法務大臣（聖徳太子）外務大臣（足利義満）厚生労働大臣（徳川綱吉）総務大臣（北条政子）
そして内閣総理大臣（徳川家康）内閣官房長官（坂本龍馬）というそれぞれの分野に秀でた最強の内閣が誕生したのです。
はじめはうまくいきそうでしたがそのうち個性強すぎの面々に不協和音が出始め、さあ、どうなる？！
という、なんとも奇想天外で面白い発想の映画です。
脚本もうまくまとまっていて不自然さを感じさせない演出。面白いです。
コロナ禍だというのにマスクもつけずに人々が密集し熱狂する姿には違和感を覚えましたがこの偉人ジャーズのエンターテイメントの破壊力の前では些細な事。
聖徳太子役の長井 短という面白い名前の役者さん、初めてでしたが何か忘れられない存在感でした。