先日お終活シリーズの最新作を見てきました。

橋爪功さんと高畑淳子さん演じる大原家のご夫婦。今回は剛力彩芽さん演じる娘さんの結婚が決まり両家の顔合わせから始まります。

娘さんのお相手は葬儀場で働いておりその父親は介護施設で働いているという設定。

両家の顔合わせで大原家のお父さんがなかなか会場にたどり着けず認知症疑惑が。

そこで介護認定を受けることになります。

私は親の介護でいろいろ経験しているけど、まだ経験されていない方にはいろいろと学ぶところが多く役に立ちそうです。

介護認定を受けたお父さんは娘の婚約者の父親が施設長をしている介護施設でデイサービスを受けることになり施設での様子なども学べます。

そんな中シニア世代が避けて通れない生前整理とともに若いころの夢にもう一度挑戦するというテーマも描かれています。

お母さんの若いころの夢はシャンソン歌手になることだったそうで若いころにシャンソンを習っていた先生のお嬢さんと再会し再び舞台でシャンソンを歌うという夢がかなうことに。

一方お父さんが通う介護施設に新しく入居してきたフランス帰りの画家の男性が実はシャンソンを教える先生の父親だったことが判明。

いろんな人生の悲喜こもごもが、ユーモアを交えながら描かれています。

シニア世代にも若い世代にもいろんなヒントを与えてくれる映画でした。