角野栄子さんは有名な「魔女の宅急便」の作者です。

そのことは知っていましたが、角野さんご本人がどんな人かは知りませんでした。

あるとき友人がEテレで素敵な番組が放送されているから見てみて、と教えてくれました。

それで、テレビを見てみたら、角野さんはとってもおしゃれで前向きでほんとに素敵な方でした。

現在89歳(テレビや映画の撮影時は87から88歳)の角野さんのファッションは色使いがとても明るく、眼鏡やアクセサリー、それにソックスもきれいな色でウィットに富んでいて見てるだけで元気が出ます。

戦争も経験され終戦後は英語や外国の音楽や文学を吸収され大学は英文科に進まれたそうです。

卒業後は紀伊国屋書店出版部や東宝でお勤めされていたそうです。24歳でご結婚されたあと、外国を見てみたいと、ご夫婦でブラジルに移り住み帰国後ブラジルで出会ったルイジンニュ少年のことを書かれたのがデビュー作で34歳の時だとか。それから50年以上児童文学を何百冊も書かれて世界中の子供や大人を楽しませてこられたのです。すごいことですよね。

映画はEテレで放送されたものに追加して、60年以上たってルイジンニョ少年と再会した場面もありました。

お互いに別々の人生を歩みどちらも老人になってからではありましたが、再会できて本当によかったなーと思いました。

これからもずっとお元気で、人々に夢と勇気を与える作品を書き続けてほしいと心から願います。