福岡、占い スピリチュアルカウンセラー 天使のベルです
出産予定日の1週間前、破水はしたものの陣痛がない状態が続きます。
翌日のお昼までには、産まれなくてはならないのですが、すでにその日の午前2時。
このまま陣痛がなかったら、促進剤を使ったり帝王切開になるのかなあ
出来れば、何も使わずに自然のままで産みたい!
眠れぬ夜を過ごしていた真夜中
すると、
んんん???
なんか、すこ~し痛い⁉
気のせいかな???
少し時間が経つと、
「ん?やっぱり痛い」
これは、陣痛だぁー!!!
やっと陣痛がきました。
それからは、痛みが波のようにやって来ます。
とりあえず、陣痛がきて良かったぁ
看護師さんから、
「陣痛がきて、我慢できないくらいになったら言ってください。」
と言われています。
確かに、痛みは増してきます
ですが、初めての経験にどれくらいが我慢できないほどの痛みなのか、
この程度の痛さで、痛いと言っていいのか、
わかりません
確かに、けっこう痛くなってきたけど、
先輩ママたちは、「めちゃめちゃ痛い!」って言ってたし、まだめちゃめちゃじゃないかも、、、
この程度の痛さで言っても、まだまだだよね。
などと思っていると、陣痛の間隔はかなりかなり早くなってる。
(とりあえず、看護師さんに言ってみようかな)
そう思って、ナースコールで連絡。
「あの、陣痛きたみたいなんですけど。」
「あ、よかったですね。痛いですか?」
「痛いのは痛いです」
「じゃあ、診てみましょうね。」
そして、診てもらうと
「子宮口、8㎝開いてますよ!!!」
「ええっ」
「痛かったでしょう。よく我慢しましたねぇ。」
「陣痛室に移りましょう。」
ということで、分娩室のとなりの陣痛室に移ります。
ところが、、、
陣痛室に移ったら、
子宮口が
開かなくなってしまいました
分娩室では、既に他の方が分娩中です。
うちの子と、誕生日一緒だななどと思っていると、
壁で仕切られてはいなかった分娩室の様子は、
丸聞こえです。
「いたああああああいー。」から始まって
「いたああああああいー。もう、赤ちゃんなんていらなーーい!!!」
そ、そ、そんなに、、、
聞きたくなくても、聞こえてきます。
しばらく、そのお母さんの声を聴きながら、恐怖と闘う時間が続きます😅
すると、赤ちゃんの泣き声が‼
と、同時にお母さんの声もぴったり止まりました
よかった、無事に産まれたみたいです
もう、朝になってます。
次は、私の番です。
子宮口は、あまり開いてないけど分娩台に移ります。
その後、幸い子宮口も開いたのですが、今度は上手に産めないのです。
確かに痛いのは、痛い、、、
なかなか、産まれてきません
連絡を受けた母と、職員旅行から帰ってきた夫の声が聞こえます。
立ち合い出産を希望していた夫が入ってくるようです。
「このエプロン付けてください、、、
んん?
腕が入らない?
じゃあ、これで、、、
あ、これも無理???」
何やっってんだ
それどころじゃないよ
腕の途中までエプロンを付けて入ってくるなり、
ボー然とする夫
だよねーーー
この修羅場、大丈夫かなぁ、
取り乱して産む姿も、見せたくはなかったよ。
なかなか産まれないので、先生の
「鉗子持ってきて。」の声に
鉗子は、使って欲しくない
自分で産む!
渾身の力を込めていきんで、
無事、
産まれました
初めて見た、自分のあかちゃん
幸せで、夢のようです
嬉しくて、涙が溢れます。
頭が大きいと言われていたので、もっと大きいかなと思っていたのですが、
3050gの男の子でした
その後、心配していたワンちゃんに噛まれた影響も何もありませんでした。
時間は、午前10時、快晴で風が心地良い5月の事でした
こんなあかちゃんを授けてくださった神様に
心から感謝します。
そして、神様からのお預かりしたこの子を、大事に大事に育てていきます。
そう神様に誓った日でした。
そして、あの義母がやって来ます。
とんでもない言葉を残しに、、、
次回に続きます