今年も気づけば、あっと言う間に3月ですね
ここ最近ではお天気もめまぐるしく変わり、寒暖の差が10度以上の日もあります。
こんなふうに変化の多い天候が続くと体がついて行かず体調を崩しやすくなります
さらに、花粉も飛び始め本格的な花粉症シーズンの到来ですね
実は、この時期、歯のトラブルも増えると言われています。
急激な変化に体が適応しようと頑張りすぎて免疫力が低下してしまいます。
季節の変わり目は風邪を引きやすいといいますが、歯茎などの末端組織も免疫力が下がりやすいので普段は自分の抵免疫力で抑えている細菌が免疫力が下がることで菌が勝り急性の歯周病になったりします
では、あまり関係のなさそうな花粉症ですが
花粉症の主な症状として、くしゃみ鼻水鼻づまり目のかゆみなどがあります。
この鼻水、鼻づまりの症状こそが歯周病を招く原因なのです。「鼻が苦しくて息ができない!!」というように鼻呼吸がしにくくなり口呼吸をすることが多くなります。
すると口の中の水分が蒸発してカラカラに乾き口内細菌が繁殖しやすくなります。口の中が乾燥すると唾液の自浄作用の低下し歯垢(プラーク)が着きやすくなります。歯垢の中には無数の細菌が住んでおり歯茎が炎症を起こし歯周病や虫歯になりやすくなってしまいます。
つまり
症状としては、口の中が乾燥して細菌が繁殖し、汚れも着きやすくなり
歯茎が腫れたり、痛んだり、出血したり、硬いのもを噛めなくなったり。
と言うことになる可能性があります。
「口の中の乾燥くらい平気!!」と思わないで下さい。
歯周病は全身疾患ですので放っておくと危険な病です。
予防策としては
歯をこまめにしっかり磨く
水分を摂るなどして乾燥を防ぐ
キシリトールなどのガムを噛み唾液を出しやすくする
歯科に行って汚れを落としてもらう(クリーニング)
ぜひ、花粉症の症状が出いる方は、チャレンジしてみて下さい