先週末、A(♂)と4-5年ぶりに電話をした。

 

Aとは、私が確か25歳頃に合コンで出会った。

 

当時、Aは商社マンで、仕事で海外を飛び回り、英語が流暢でかっこよく、そしてチャラ男笑

かっこよくて、チャラ男笑

チャラ男で、かっこよく笑笑←しつこいね笑

でも、やりたいことがはっきりしていて、その為の努力をしっかりしている男性だった。

 

 

銀行勤めをしていた私にとっては、

周りにあまりいないタイプで、

戸惑い、でもそんな彼にどんどん惹かれていったのだ。

 

そして間もなく、デートを重ねるようになった。

 

 

その後Aとは、くっついたり離れたりを繰り返し、なんだかんだ20年間位それが続いた。

(期間が合わない、とか、被っている、とか、、そういうツッコミはなしで笑)

 

結局は

10年前にAは東京を離れ、仕事で遠方に引っ越し、それ以来会っていない。

 

 

時々連絡して、

私がそちらに遊びに行くとか、彼が東京に出張にくるとかで

会う計画も立ててみたりしたが、現在に至るまで、結局は会うことはなかった。

 

 

お互いの誕生に「おめでとう」と簡単なメッセージのやりとり、

数年に一度くらいの電話だけで、繋がっていた。

 

 

先週、Aの誕生日だったので、メッセージを送り、

なんとなく、話したいと思い、それを伝え、

彼も話したいとのことで、先週4-5年ぶりの電話となった。

 

 

コールされ受電したときは緊張が走ったけれど、

変わらないAの声が懐かしく、ちょっとドキドキしながらも、全然会ってないとか、

すごい久しぶりとか全く感じずに、普通に話が始まった。

 

お互いの近況話から始まり、昔話に花が咲き、気づいたら1時間半経っていた。

時間の感覚がなくなっていた。

 

 

そう。

Aと過ごす時間は、いつも楽しいのだ。

 

 

20年の間、修羅場のようなことは幾度もあった。

私がひとりぶちぎれて、Aに当たったこともあった。

関係がこじれたことも幾度もあった。

 

 

けれども。

基本、楽しい。

ベーシック、楽しい。

 

 

ウマが合う、肌が合う、相性が合う、、、

ぴったりする言葉が見つからないが、それらが近しい感じなのかもしれない。

 

 

お互いに

「出会ってから、30年近く経っちゃったかーー」

と感慨深くなり

 

電話の向こうで、アルコールで少しほろ酔いになってきたAは

「今度、久しぶりにS〇Xしようよ」と笑

 

 

私はちょっと想像してみて

「いや、さすがにもうお互いにそれは出来ないんじゃない?笑」

といなしたけれど、

 

「いや、できるよ、できる笑」と引かないA笑

 

 

私「随分と、おばあちゃんになっているし。」

 

A「いや、あんまり変わっていないような気がするし。笑」

 

 

時折東京に出張にきているA。

また会える日がくるかもしれないし、会わないかもしれない。

なんだか、どちらでも良いような気がしている。

それは「どうでもいい」ってことじゃなくて、

 

お互いのベースに繋がりのようなものを感じられたから?なのだろうか?

 

 

恐らく、この人とは、これから先もこんな感じなんだろうな。

関係が切れることもなければ

近づきすぎることもない

なんて説明したら良いのかわからない関係。

 

 

いやいや

関係性にいちいち、説明なんて必要なんだろうか?

全部が全部、名前がついた関係性に収める必要があるのだろうか?

 

 

一緒に楽しい時間が過ごせる人

それがAと私。

 

それで良いんじゃないだろうか?

 

そんなことを思った、金曜日の夜のことでした。