自分は結婚しても
全て嫁がやるのではなく
夫婦力合わせてやっていけばいいという
考えで、旦那も同様だと思う。
そこは義母とは考え方が
まるで違う。
義母は1～10まで
気を回して全てやってしまう
ところがあった。
時代も違った。
嫁（義母）が根回しして
やっていく時代だった。
義父の爪切りまで
やっていたと聞いた。
手も足も。
きっと、あらゆる場面で
義母が面倒を見てきたのだと
想像する。
義母の性格的にも
自分のことを後回しにして
人の事ばかり考えていた。
それもあって
病気の発覚まで
時間を要した。
嫁はそうやってやるものだと
信じてやまない義母なので
私に強要する場面もあったけど、
実母と年齢はほぼ同じだけど
考え方が昭和のままだなと
強く感じた。
実母は時代に合わせたり、
機転が効くタイプで
その場その場で柔軟に
対応出来る人なので、
同じ年齢の人だとは思えない。
昭和の頑固じじいっていう方も
年を追うごとに減ってきてはいるけど、
まさにそれの女版だと感じた。
義母は頑固で
柔軟性に物事を進める事は
難しいのかもしれない。
金銭面では
義父が中心となって
管理を行っていたようだ。
普段の義母のお世話にしても
完璧にはやってはいない。
それは実母の教えがあった。
「人の家ではやりすぎても
やらなすぎても駄目だ」
と言うことがあったからだ。
程よくやるのが
お互いにとって良いことという
考えのもと、
そんな話をしてくれた。
家事は食器洗い程度で
食事は冷蔵庫にある食事の準備くらいしか
しない。
食器洗いは義母が水回りがキレイでないと
気がすまないから
やっているのもある。
結婚しても自分を犠牲にしすぎるのは
気持ちも続かないし、
これから就職もしたいので
家事の面で義父に頑張ってもらうために
必要以上にはやりたくない。
その前に
義父は誰の手も借りずに
全て自分でやっている。
食事から洗濯（二人分）、
入浴（介助あり）まで。
義母が入院している時は
私は基本的に何もしない。
義母の病気が発覚した時に
義父義母には
何かやることはあるかと
確認は取ったけど、
「特になにもない」
という返答だったので
その通りにしている。
きっと旦那は
気が利かない嫁だなと
思っているし、
義父義母も思っていると思う。
必要以上に甘えさせて、
こちらが苦労する必要もないと
考えている。
結果、義母はそんな状態に
おちいっているのだけど、
本人も誰も気がついていないし、
それを本人が美徳としているので
疑問だと感じていないと思う。
これから何年続くか分からない
義理親との関わり。
おのおのがしっかりやっていくべき。
日中、義母に寄り添い、
最低限の役割にはなるけど、
その点については
文句は言われないはず。
介護認定の方が
「普段はお嫁さんが
家事全般をやられているんですよね」
と肯定的な話し方をしてきた。
「いや、父が全てやっています」
一般的にある程度年齢のいった
男性は家事をしない方が多いのだろう。
なんだかんだ、
義父もとんちんかんな行動とか
あるけど、
私に負担を掛けずに生活している面を
見ると凄いなと思うし、
有り難いなと感じます。
旦那も家事のできる人なので
いざという時は安心です。
実父も家事が出来る人なので
その辺も心配は無いです。