昨年のまさしく年末、手術しました。
なので、もうすぐ一年になります。

さて、前からの記事の続きになりますが、
台湾手術した時の注意点、今回は手術後、
入院中の注意になります。


⑧病室 寒い時期の入院のつきそいは毛布など
寝るときに必要なものは持参


わたしが入院したのは年末だったので、台湾でも
寒い時期。特に去年は寒気団が来てというとっても
寒い時期でした。「病室はどうなんだろう?」という
わたしに、主人は「病院なんだから、病室は温度調整
して適温だろう」と言っていました。
そう、常識で考えれば主人のように思うのが普通ですが、
ここは台湾、とわたしは思ってました。
寒いんじゃないか、と。予想は的中。
適温ではなかったですね。

2人部屋の窓際。
扉は全開で開けっ放しの上、寒気団の来ている真っ最中の
冬の気候。窓際のベッドだったわたしのつきそいの主人は
軽めの毛布のようなもの持っていってましたが、
窓側のベッドになる椅子で凍えていました。
お隣のご主人も同じく。

病院にあるブランケット(布団)は基本的に患者さんの
為のものなので、付き添いには配ってくれませんから、
持参しなければなりません。冬の入院は注意が必要です。
付き添いの人は風邪引いてしまいます。

ただし、わたしの入院したのは国立病院だったので、
私立の病院はどうか、また他の病院はどうか、個別で
違う場合もあるかもしれません。


入院食はどうするか?(入院食をつけるか、つけないか
選べます)


台湾では、お見舞いに行った時もそうでしたが、
入院している人はみんな、つきそいの人に食事を
買いに行ってもらってました。
ということは、入院食は絶対食べないといけないもの
ではありません。

入院するときに特に説明がなかったのですが、
なぜかわたしは入院食がついてました。看護婦さんに
聞くと、わたしたちが特になにも言わなかったので、
入院食ありにしたとのこと。「先に聞いてよ」と思い
ましたが、後から考えればこれでよかったと思います。

なぜって、手術してすぐは患者さんは食事できません。
OKでるまで点滴です。それに、OKが出ても、最初は
重湯で、ちょっとよくなってきたらおかゆ、雑炊状の
ものです。
外に買いに行っても重湯なんてのはありませんからね。
流動食でなく、通常の野菜やご飯、汁物など入院食は
どうなのかわかりませんが、入院日数が短くて、
通常のごはんが食べられない場合は入院食にしても
遜色ないと思いました。長期の場合はいろいろ食べられる
かもしれないので、入院食無しにして、つきそいの人に
買いに行ってもらってもいいですね。
四日間で食事代は160元でした。
最初は重湯、3時になると、「おやつですよ~」と
配膳担当の人がやってきますが、それも重湯(笑)。
お粥になって、最後野菜や豚肉が入った雑炊風の
味付けのあるものが出てきて、ああ、ちょっと
回復したと喜んだものです。


手術の費用
おそらく台湾で手術っていくらくらいするのか?と
思っている方も多いと思います。
わたしの場合は子宮筋腫切除の手術でした。
支払いのレシートを見ると18000元ちょっと。
これは健康保険でまかなわれます。

⑩人工皮膚はどうする?
正式な名称は知りませんが、まあ、人工皮膚です。
が、手術の際に、傷口と他の内臓器官が癒着する
のを防ぐために、人工皮膚というのを切除後、
子宮に貼り付けるのですが、それが全くの実費で
11000元ほどしました。手術代を除けば、これが
支払いの多くを占めています。いらない場合はそれを
伝えるといいですが、お医者さまからの提案でした
ので、わたしはありにしました。これは医療材料費と
して記載されています。


痛み止めは?
手術後に打つ鎮痛剤の痛み止めですが、
看護婦さんから説明があって、自動の痛み止めをしますか?
と聞かれました。
これは痛い時に、その都度看護婦さんが来て痛み止めを
打つのではなく、点滴のように吊るしてあって、痛みの
ある時に、自分でボタンを押すと痛み止めが出てきて
点滴されるというものです。
この点滴痛み止め一本が実費で5000元(費用はどの
病院もだいたい同じようです)結構な値段です。
この痛み止めの点滴はしないことにしました。

看護婦さんにとっては毎度病室に来て痛み止め打つのは
面倒なんでしょうが、自分でボタン押してというのは
痛みの時間を記録する装置があるわけでもなく、
勝手にどうぞ、状態だし、それに、痛いといっても
一度にそんなに痛みどめ多量に打つわけでもなく、
ちょっとだけ痛み止め使ってあとは大量が廃棄処分
なんて無駄だと思いました。
わたしが勝手に考えるに、この点滴痛み止めは、
看護婦さんの手間をはぶくためとか、実費だと
いう利点の病院の収益のひとつだと思います。
患者にとってのメリットは、わざわざ呼ぶのが
面倒だなんて人以外は、あまりないと思います。

結局手術後、痛み止めは3~4回打っただけ。
お隣の人はわたしより回数は多かったですが、それでも
5~6回。わたしはこの点滴痛み止めはあんまり
オススメしませんが、個人の好みかもしれません。


⑫手術後の傷口の消毒などの時に使うテープや
綿棒など自分で購入


手術の後、傷口の消毒などの時に使う綿棒とか
テープなど、必要なものがありますが、それは
病院の購買部で自分で買わなければなりません。
手術前に購買部へ行って買っておかれるといいと
思います。


⑬入院中いるもの

術後、普通に元気に起きたりできませんから、
ストローなど必要。
病院で履くスリッパ、ティッシュ、コップ、お箸やスプーンなど。
わたしの場合は入院した病院から入院セットのような
ものをもらいました。病院によって違いますから、何が
いるか事前に聞いておきましょう。




一応これで一通りだと思うのですが、
また気づいたら追加します。


手術や入院ってのいうのは、母国でもやはり
心細いもの。ましてや海外ですからね。
事前にすこしこのような情報がわかれば、ちょっとは
気持ちも楽かもしれません。
参考にしてください。


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