大成功だね、武道館!!ミュージック・ワンダー☆特大サーカス

本当おめでとう!!!

あと数枚でチケット完売だったんだって、、、くぅ〜少し惜しい、、、

あ、これはぢぇらっこでも誰の責任でもないからね。。。

ぢぇらっこの気持ちや行動は充分に伝わってるから!!大成功!!!

 

テーマ:光の檻のなかで暴れ狂う猛獣達!!

 

てか、これは・・・もう1度、武道館を再チャレンジしろよ!

って事だろ? やるに決まってんじゃん!! 

てか、本当にやりたい大サーカスの1/3しかまだやってないから。

 

テーマ:武道館の国旗よりも大きい俺達の日の丸

 

 

僕から1つ謝らなきゃいけないのが・・・memoriesの事

この曲が大っ嫌いだったてのは本当。。。

TVアニメ「神八剣伝」のOP主題歌でした。

廃盤なのでもう入手は不可能ですが。てかレーベル自体が今は

もうありません・・・

 

ただ当時の事務所にはお世話になったし、

『神八剣伝』が嫌いな訳では絶対ないし、むしろ感謝してます。

※あ!制作サイドから何か指摘等あった訳でもないよ。

深読みしないように(笑)

 

1999年5月26日 ←だったと思う。

自分の人生最初のメジャーデビューでした。

結果:まったく売れませんでした。

 

それを当時の事務所や周りの責任にしている自分達がいた。

やれ、宣伝してくれない、とか?事務所が大手じゃないから、、、

とか???

今から考えれば本当申し訳ない、

バカなペーペー勘違いバカアーティストです。

当時の自分達には周りを動かせる技術も魅力もなかったのだから。

ただ、、、その結果を認めたくないって自分がいた。

 

楽曲の作品作りの姿勢は今とまったく同じなんだ。

作品の為の楽曲。資料等を読み込み、更に読み込み、、、

で完成したのが『memories』って曲

 

嬉しかったな、、念願のデビュー曲だもん。

でもPV等もなく(予算がないので)え?こんだけの宣伝で?

見かねた当時の事務所が急遽手作り感満載のPVを

90秒だけ作ってくれました。

 

まぁ、結果:変わらず売れませんでした・・・

 

でもね、楽曲自体に力がなかったか・・・?って言われると

当時は疑問だったんだよね。。。自分では絶対良い曲をつくってる

自信があったし(当時の当社比ね)

カップリング『笑顔をみせて』も自分なりの名曲に今も位置する。

 

そんなデビューして1年間・・・とにかく仕事がない。

事務所所属って形になってるから自分達だけで動く事もできず、

メーカー側との直接のやり取りが出来ないので、

まず事務所社長を動かそうと、週一のペースで楽曲作り・・・

作曲マシーンじゃねぇんだから、心身ともに疲労困憊。

命削って制作してる自分の作品が陽の目をみることすらない

ストレスとジレンマ。稀に出来あがる自画自賛の名曲。

※中川翔子さん「ストーリーが始まる」

堀江由衣さん「try again」「Love me do」 等この頃の作品。

そんな曲ですらストックと言う名の扱いで消されてゆく曲達。

そりゃ荒れるよね(笑)

 

他に何してたか?ゲーセンでスト2ですよ。毎日毎日。

でね、atsukoと話したの。

 

「ANGELAには実力がないと思う?」

 

答えは2人とも NO! でした。。。

ならば、デビューしたとか?プライドとか?全部を捨てて

もう一度ゼロ以下の路上ライヴからやる勇気ある?

 

『私、プライドとかないよ』

あの時のatsukoの言葉、心強かったな。。。

 

で、これ以上、当時の事務所にも迷惑も掛けれないし

売れてないギクシャク感もあって、、、

2人揃って当時の事務所を辞め収入はゼロになりました。。。

 

この時から『memories』を完全封印しました。

そして当時の表記「ANGELA」から『angela』に改名した。

 

これは全く新しいユニット名にする。って案も出ましたが、

完全に改名してしまうと、ANGELA自体が全部ダメだって事を

全部自分で認めてしまう事になる。。。

 

『事務所を辞めて、普通のアマチュアに戻るが、

ANGELAと言う可能性自体を諦めた訳ではない!』

 

小文字になる→小さくなる。もうね、自分達への戒めでした。

 

そして最初に繰り出したのが、日曜日の代々木公園。

当時まだホコ天の残党のような猛者が数組は存在してました。

ひっそりとその隅っこの方で路上ライヴを初めてしました。

 

当然、誰1人も立ち止まりません。。。

 

散々だった第1回目の路上ライヴ。こそっと見に来ていた友人

それが現社長の松浦でした(笑)

それを見兼ねたのか?「何か手伝うよ・・・」

 

「どうやったら人が立ち止まるのか?」

 

もうね、研究に研究です。面白いチラシを配ろう!

ドラムも入れてバンドスタイルでやろう!

CDを作って沢山の人に知って貰おう!派手な看板も作ろう!

後ろの木に風船を付けよう!ギターソロは必ず走り回ろう!

爆音の出る良い機材を揃えよう!路上用の曲を作ろう!

新宿・池袋へ場所を変えてやってみよう!!

変わった楽器のメンバーを入れよう!←で参加してくれたのが、

現在のFC&企画制作の茂木AU 当時サックスプレイヤーだった。

↑後の「angela被害者の会」の会員。※詳しくはまたFCで。。。

等々、書き出すともうキリがありません。くらい沢山ある。

 

『振り付け講座』今やangelaライヴの定番ですが、、、

実はコレも路上から始まった。

路上で見てる人達が、いきなり一糸乱れず踊ってたら

他の誰よりも面白いよね???

 

すると路上初めて、たかが3ヶ月で200人くらいの

小さなライヴハウスで初めてのワンマンライヴが出来た。

 

※ちなみにmemories発売直後に行った対バンライヴでは

お客さん4人くらいだったかな?(笑)

 

正直、この辺りで事務所なくても平気だ!と確信した頃。

当時は不安だったが、何かに所属している事で

「誰か何かやってくれる」

みたいな甘っちょろい考えになるからね。話それますが・・・

 

※事務所が仕事を与えてアーティストを動かしてくれるのでは

ありません!!ここ皆が勘違いするところ。。。

自分達が事務所側に動かざるを得ない状況にできるか?どうか?

なんです。それができない人は、どんな事務所に行っても

無理だと思うし、今売れてる人達の事務所って、やはりタレント

自身が自らの力と信頼で仕事を獲得してる。

言い方を変えれば、それが出来る人を事務所側も望んでる。

大きい事務所とは?そんなバイタリティーとパワーのある

タレントが何人?所属してるかどうか?

タレント目指す若い子が大きい事務所に所属したがるが、

それは間違い!売れてる人の恩恵を少しでも受けて、

自分がラクしたいだけ。甘いよ!それ。

容姿も実力もあるやつ、一歩外に出ればいっぱいいるよ。

規模の大小、はたまた地方でも素晴らしい事務所は

沢山ある。。。大事なのは、簡単に言うと信頼と居心地だ。

例え小さくても武道館くらいは出来る!

あと、弊社を自分でディスってはいない!!(笑)

 

そこから、年3〜4回はワンマンでライヴやってた。

これが今もFCイベントでお世話になってる池袋のLive inn ROSA。

対バンライヴも同時にやってた。そこで知り合ったバンドの

ドラマーが今のドラムじんぼちゃんね。当時の彼のバンドは

凄い人気だった。うちより集客多かったか?同じくらい。

 

気付けば、angelaはインディーズ界で大きく動き始めていた。

CDをプレスするに辺り、レーベル名が必要になりました。

サーカスに行く時の感覚って、普段味わえない不思議なワクワク

するよね?ワンダー・サーカスって響きが気持ち良くない?

でも、間違えられそうじゃない?ミュージックって付けとかなきゃ!!

 

いつか大きなホールでコンサートできる時、KOTAさんに協力して貰って

「angelaのミュージック・ワンダー☆大サーカス」ってのやろうぜ!!!

 

で事務所ではなく、集団名?サークル名?みたいな感じで始まった。

 

「ミュージック・ワンダー・サーカス」

 

暑い夏の日も、雪の残る真冬も路上ライヴを続けていました。

 

が、やはりトラブルはつきません・・・

時には、特定の自宅を持たないおじさんから物やゴミを投げられたり

後ろから殴られたり、目の前で知らないおっさん同士が殴り合いの

喧嘩が始まったり、人々から怖がられてる稼業の方々から脅されたり

時に見方になってくれたり(笑)また最大の敵は天候です。。。

これも書くとキリがありませんが。

 

そして、この『memories』は「過去にメジャーに居た人」って

路上で集客する宣伝にもなりました・・・

 

が、実は!!!これが1番の大きな障害と要因になっていたんです!

 

一般的に考えると1回はデビューしてるんだから実力あるんだろう?

しかし!!!レコード会社とは、そんな風にアーティストを絶対見ません!!

 

【メジャーで1回出したけど、売れなかった人達】

 

これが現実でのレコード会社の見方だったんです。。。

ライヴでの集客は増えても、どこのメーカー側の内心はこれなんです。

それを自分達が知った時、どんなに頑張ってても絶望だよね。。。

なら「解散かな?」って話にもなるよ・・・

 

つまり、僕達の再デビューは不可能に近かった。

ビジネスとして見れば・・・当然。

 

ただね、そんな業界の中に1人だけ居たんです・・・

 

「僕達、実は過去に1回デビューしてて・・・」

 

『あ、それ知ってますし、そんな事気にしなくて全然大丈夫ですから。

僕は単純にangelaさんに、この作品の曲を作って貰いたいだけなんです

絶対このアニメに合う自信があるし、売る自信もあります!!』

 

池袋のデパートの喫茶店でした。。。

 

そうです!!現在の中西プロデューサーです!!!!!!

もうね、全angelaが泣きました。。。浅草と団子が好きな中西さんです。

『中西巻き』で有名な中西さんです。

 

僕の憶測ですが、、、会社内でもangelaを起用する為に

いろんな事と戦ってくれたんだと思う。。。

 

今やエグゼくぅPxんhsy、うん、難しい肩書きのプロデューサー

で今やangelaから見ても雲の上の存在、、、

ライヴの為に走って下さい!なんて絶対誰も頼めない・・・

 

その中西さんの初プロデューサー作品が、

皆さんご存知の

 

TVアニメ『宇宙のステルヴィア』

そして、デビュー曲の『明日へのbrilliant road』です

 

本当に、あの人、angelaを売っちゃいました・・・

100位圏外だったmemoriesを一気に追い抜いた、

明日へのbrilliant road 初登場16位!!

当時、50位以内が「左ページ」と呼ばれ、

その上の方にangelaの名前が・・・

正直、何が起こったのか正直分かりませんでした。

 

なので、デビューしてもしばらく路上ライヴやってました。

発売から一ヶ月も経過しない頃、、、

路上で演奏中に、驚いた顔の青年が前から走ってきて、

自分のポータブルCDプレイヤーをパカっと開けました。

 

「あのー、angelaさんですよね?今CD聴いてました」

 

入っていたのは明日ブリのCD。

道端で出会えば、そりゃ驚くのかもしれない。

食べたいラーメン屋さんのラーメンが

帰宅したらテーブルの上に熱々で出てきたようなもんだ。

 

これが路上ライヴを辞めたきっかけです。。。

 

あ、けしてファンの方に見つかったから、って意味ではなく

見てるお客さんが、angelaが、事件、事故に巻き込まれた時に、

お客さんと関係者みんなにも迷惑かかる・・・って思ったんです。

それくらい路上って危険なんです。

 

 

と・・・これが今迄の真実のangelaです。

 

 

過去の失敗をキングレコードに持ち込む事をしたくなかったのは、

ずっと僕達なりのけじめでした。過去を見ない。常に未来を見てること。

 

でね、武道館、特大サーカスの打合せの時

「今迄のangelaの通過点って意味で・・・memoriesを披露するのは?」って

かる〜く言ってみたの・・・

 

中西さん、その時、何て言ったと思う?

 

 

 

「みんな喜ぶと思いますよー!」だって。

 

 

僕自身、自分の小ささを知った・・・

 

「それでは聴いて下さい・・・memories」そう言った時の歓声・・・

複雑でした。。。当時のCDの200倍いや、その1000倍、

綺麗な堂々としたatsukoの歌声と歌唱力・・・それも武道館。

 

泣くわ。

 

やっと、あいつ(memories)が陽の目を見る時が来た。

自分達への戒め、封印、そんなんが全部、ふっと解けた気がした。

 

楽曲 memories には何の責任もなかった事に気付いたんだよね。

1999年あの時の僕達に必要だったから生まれてきてくれただけで・・・

そしたらさ、虐げてたmemoriesにゴメンって泣けてきた。

 

僕達はangelaであり、エンターティナーです。

次に演奏するのはいつか分かりません。

もうmemories好きです!って言われても辛くありません。

僕の中の「memories」は3/4武道館の作品が最高傑作なのだから。

 

※あ!dアニメでライヴ映像化発表しましたが、

memoriesの収録は未定にさせて下さい。

なんせ作品自体が古いもので・・・版権や制作会社の問題等、

そこまで探り辿りつけるか?謎

あの時、武道館にいたぢぇらっこだけの特権と言う事で、

ごめんつかまつり候...

 

 

時は経て、邪魔するやつは居ません。

仮に現れたとしても、キングレコード含め沢山の仲間、企業、各事務所さん

今のチームangela&ぢぇらっこは強大で、

あの時の2人ぼっちの代々木公園とは違う・・・

 

くっそー!しかし、そこで泣かされるとは思わなかった、、、

 

よし!お前ら全員まとめて次ぎの大サーカスで、はらわたよじれる

くらい笑かしちゃるからな!!!マクドナルドで待っとけー!!

 

 

さぁ!!行くぞー!!その先へ!!! 

 

ぢぇらっこ、武道館ありがとう!!

 

かつ