川江美奈子 2006.11.13. TOKIA 1周年記念 Special Live 後編 | ANGEL'S BLOG
ここのところずっと体調を悪くしていて、
この日は出かけてからはお腹の具合が悪く、
夕食をどうしようかと迷っていました。
東京駅周辺ではいつも食べに行くところがあるのですが、
この日はその店の気分でもなかったので、
軽く済ませて会場に戻りました。
やはり半屋外は寒かったようで、
食事のためにお店に入って、
身体が冷えていたのがよくわかりました。
ただ会場に戻ってみると、
お腹がポカポカしていて、
これで2回目もしっかり聴けるなぁと思っていました。
開始30分ぐらい前に戻ったので、
途中で買ってきた本を読みながら、
開始時間を待ちました。
1回目の時は気にならなかったのですが、
この頃からワインの香りが気になりだしました。
そして9時間近。
司会の女性の方がステージにあがろうとするようなころ、
少しずつ私の体調は最悪に…。
頭はボーっとしながら、
内心「やばいなぁ。やばいなぁ」と思いながら、
美奈子さんが登場するのを見ていました。
2回目の最初は「誰かが誰かを」。
私の大好きな曲ですが、
聴くことにあまり集中できませんでした。
この後もずっとその状態が続きました。
「2枚しかないアルバムの新しい方に入っています」
「自分があれこれ悩む人だから、
街中で歩く人の心の中を想像したりして、
そこにある思いがこの星を動かしているのでは?」なんて、
美奈子さんはこの曲について解説してました。
そういえば私もそうですが、
美奈子さんもTOKIAには初めてきたそうです。
丸の内のような「街」で道行く人を
イメージして書いた曲なんだそうです。
2曲目は「桜色舞うころ」。
この曲は「カラオケで歌われた方も多いのでは?」と、
美奈子さんはおっしゃっていました。
「私の名刺代わり」だとも…。
今回は2回ともオーソドックスなイントロでした。
ただ2回目は「雪化粧♪」以降が、
普段よりもゆったりと、
そして思いを込めて歌われていたように思います。
このころにはホットワインの香りも絶好調。
私はこの香りに酔ってもいたみたいです。
私は2000年を境に、
お酒が飲めなくなったので、
香りでも酔ってしまうのだなぁと、
この日、気が付きました。
美奈子さんはステージまでの移動中に、
いろんなところをみてきたのか、
はたまた食事をされたのか、
「向こうの中華屋さんは紹興酒半額ですよ」なんて
おっしゃっていましたね。
3曲目は「君の唄」。
「『星の王子さま』のイメージソング」
「フランスの名作童話といっても、
童話というよりは大人のための本」
「読み手によって、全然解釈が違うから、
イメージソングといっても、
私の感じた思いを自由に書かせていただいた」
とおっしゃっていました。
美奈子さんおひとりで弾き語りの時は、
イントロの特徴的な
「ティン・ホイッスル」のメロディーはないのですが、
私の頭の中ではいつも鳴っているんですよね。
実に不思議です。このときもそうでしたよ。
4曲目は「ぬくもり」。
「冬限定の曲」
「今年の冬、初めて歌います」とのこと。
ようやく「ぬくもり」が聴けました。
ずっと聴きたかったんです。
「桜色舞うころ」は春の歌ではなくて、
四季の唄なので年中聴けますが、
「ぬくもり」はやはり冬の歌なので、
聴けないんですよね。
たぶん昨年の12月にランドマークで聴いたのが最後だと思います。
この曲はCDではバンド演奏なので、
弾き語りってどんなだったかなぁと、
少し忘れていたんですが、
やはり美奈子さんの弾き語りで聴くこの曲は、
とてもとてもいいですね。
これから「冬」ですからね。
たくさん聴きたいですね。
MCでは興味深い話をされていました。
「私は冬が好き」
「寒いのが好きというよりは、
お正月やクリスマスなどイベントがあるので、冬が好き」
「外は寒くても、家に帰ると温かくて、
ホッとする、その感覚が好き」
…こんな話をされていました。
さらに衝撃的な発言が!
「ボストンに住んでいたことがある」
「マイナス20度」
「外から帰ってきて、
コートを着たまま部屋の中でぶっ倒れたことがある」
午後7時からの1回目のライブを終えて、
控え室に戻って、
とても暖かくてホッとされたそうです。
そのことをからそんな話が飛び出したんですね。
そうそうこの2回目は午後9時開始のイベントライブ。
美奈子さん自身「丸の内で夜遊び!」なんて、
HPで告知をしたように、
美奈子さん自身、
イベントライブとしては一番遅い時間開始のライブなんだそうです。
もちろん私もそうですが…。
3ヶ月連続の「夜思フ会」。
11月の瑠璃色の夜は完売なんだそうです。
12月の菫色の夜はまだまだあるとのこと、
是非いらしてくださいとおっしゃっていました。
そして急に「京葉線で来られた方もいらっしゃるのでは?」
「最終は…、まだですよねって、
今日は月曜日 帰られますよね?」
と美奈子さんがおっしゃいました。
ライブをしていた場所は、
序にも書きましたが
東京駅のJR京葉線の改札から1分なんです。
そしてこんな話をしてくださいました。
「19の頃から歌を歌っているので、
社会人の経験はないし、曜日感覚もない」
「学生時代に会計事務所でアルバイトして、
タイムカードを押したくらい」
「だから社会人の方は大変なんだろうなぁ」
「そんな皆さんのために、
少しでも力になればと歌っています」
ここまで話をきいて、
というよりは「最終は?」の最初の一言で、
この日の最後が「最終電車」だとわかりました。
そして…。
「最終の歌です」
「私は中央線沿線に住んでいたので、
よく中央線の最終に乗っていました」
「皆さんの地元の最終電車を思い描いてください」
こうおっしゃって、
もちろん「最終電車」を歌われました。
そういえば面白い発見もしたんです。
以前も少し気が付いていたのですが、
今回ははっきりと見てしまいました。
美奈子さんは力を入れて歌を歌う時、
この「最終電車」の時もそうでしたが、
小さい子供が「地団駄を踏む」かのように、
実にかわいらしく足をバタバタさせるんです。
ペダルを踏んでいない左足が特にそうです。
思わず「かわいい!」と思いました。
最後は「またどこかで、私の歌を聴きにきてください」と、
おっしゃってステージを後にされ、
司会の女性の方の「もう一度拍手を!」の声に、
控え室へ戻ろうとされている通路から、
突然顔を出されて、
そして頭を下げて、
軽やかに手を振られて去っていかれました。
この日は美奈子さんが1曲参加している
ドリーミュージックの新しいコンピレーションアルバム
「Sad Songs」を買おうと思って、
このライブに来ていました。
きっとサインをしていただけるだろうと思いながら…。
ところがサイン会がないので、
どうしようか迷ったのですが、
色紙はいただけるとのこと。
以前いただいた色紙とは何やら異なる文様が…。
結局CDを買って帰ることにしました。
夜思フ会で聴かせていただいた
「The Water Is Wide」で参加されているのですが、
とにかくいいです。
すんごくいいです。
1曲だけだけど、
買ってきけてよかったって思いました。
それから…。
ものすごい遠回りになるのですが、
初めて東京駅からJR京葉線に乗って帰りました。
美奈子さんの「京葉線でこられた方もいますよね?」の一言が、
もしかしたらきっかけだったかもしれません。
それ以上に体調が悪すぎて、
満員電車に乗ったりできないなぁと思ったんです。
京葉線なら始発なので確実に座れるから、
これに乗って遠回りして帰ろうと決めたんです。
電車の中ではMDで「誰かが誰かを」をずっと聴きながら、
具合の悪いのを耐えながら、
帰りました。
そして奇跡が起こりました。
通常の帰り方をしていたら、
人身事故で電車が止まっていて帰られなかったことが、
乗り換えてからわかったんです。
とってもとってもラッキーでした。
地元の電車に乗り換えても、
電車は止まったままでしたので、
本当にラッキーでした。
直感に従わず、
いつも通りに帰っていたら、
私はきっとどこかで倒れてしまったでしょう。
本当に美奈子さんに感謝という感じです。
私にとっては本当にいろいろ盛りだくさんの、
TOKIAでのライブでした。

