奥華子ファーストコンサート~変わらないもの~in九段会館 2006.9.22. | ANGEL'S BLOG
2006年9月22日。
この日は午後9時前に新月になる日。
しかも珍しく乙女座の新月が8月に続いて、
今年2度目となる珍しい日。
日本では観れないので、
ほとんど話題になっていないが、
久しぶりに金環日食がある日。
かなり珍しい天体の動きの日に、
華ちゃんは初のホール、
初のコンサートを九段会館の大ホールで行いました。
結構こういうことが多いんです。
華ちゃんが何かする日って。
なぜだかわかりませんが、
そうなんです。
きっとそういうお役なのでしょう。
以前私は子供のころに食べた思い出の味、
ナポリタンを探して、
いろんなところに行っていることをお話ししました。
9月21日付けの読売新聞の夕刊に、
ナポリタンが取り上げられていて、
かなり有名らしいのですが、
私は知らなかった、
神田神保町の「さぼうる2」のことを知りました。
武道館のコンサートに行く時、
いつも食事に困っていたので、
今回もどうしようかと迷っていたのですが、
前日にこの情報を知り、
今回は「さぼうる2」に行くことにしました。
ネットでは従業員の接客が悪いとか、
そういう書き込みを結構目にしていたので、
どうなんだろう?と思っていましたが、
ごく普通でしたよ。
皆さん何を望んでいるのだろう?と不思議に思いました。
喫茶店なのでコーヒーがおいしいそうですが、
この後がコンサートなので、
コーヒーは避けました。
観てる最中にトイレには行きたくないですから…。
注文したのはセットメニューのナポリタン。
サラダとコーヒーをチョイスしなければ、
スープがいただけるようなので、
スープをチョイスしました。
ちゃんとパルメザンチーズも、
注文するとすぐに用意されて、
後は食べるだけという感じでした。
そして味は…、
典型的なナポリタンだと思います。
とてもおいしかったです。
多くの方が書かれているように、
かなりボリュームがあります。
大満足っていう感じでした。
スープはオニオンスープでした。
これがナポリタンにかなりマッチしていて、
このチョイスでよかったと思いました。
私の思い出の味かどうかというと…、
やっぱり違うのだと思います。
かなりぼけてしまっているのかもしれませんね。
何十年も前のことですから…。
でも値段からいっても、
ボリュームからいっても、
ここのナポリタンはベストだと思います。
「また行きたい」と思いました。
きっと武道館周辺でコンサートがあるときは、
間違いなく行くと思います。
九段下。
気が付けば、ずいぶん足を運んでいないんですね。
以前は年に何度も足を運んでいた場所だったのに…。
さてコンサートの話に入りましょう。
座席がネットで調べていたのとは違って、
1階のすごく前の方でした。
しかも華ちゃんの真正面。
前に座る人さえ問題がなければ、
かなりいい位置に座れました。
ただし前の人が今回は問題あり。
落ち着いていられない人らしく、
前に後に左右に動くわけですよ。
こういうときは真正面というのは、
一番観づらいんです。
これにはかなり悩まされました。
そして華ちゃんのコンサート自体は
どうだったのかということですが、
よかったと思いますよ。
よかったと…。
かなり奥歯にものが挟まった感じです。
エネルギー的には新木場で観た時とは全く違いました。
本当にあの新木場のライブは特殊だったんだなぁと思いました。
歌から伝わるものが本当にすごかったですから…。
今回のコンサートではそういうのは全くありませんでした。
これで華ちゃんのワンマンライブは4度目になると思うのですが、
何かこう不完全燃焼という感じなんですよね。
華ちゃんのせいではないと思うのですが、
何かこうぼんやりしている。
それに必ずといっていいほど、
華ちゃんのライブの後には「何か」があるんです。
その影響が大きいのかなぁと思います。
少し実況中継しましょう。
白いタンクトップ姿の華ちゃん。
ズボンはあの不思議なズボンです。
1曲目は「花火」から始まりました。
季節外れの花火っていう感じでした。
何となく物悲しいような…。
それに引きづられて2曲目に「その手」。
この2曲がまずピアノで披露されました。
そしてキーボードに移って、
3曲目が「ガーネット」。
普段よりテンポの速い「ガーネット」でした。
この曲が新しく人とか様々な出逢いを呼んでくれた、みたいなことを、
華ちゃんはいっていましたね。
それから確かこの曲の時だと思うのですが、
映画「時をかける少女」について触れられたと思います。
時が限られているから、
人はいろんな感情を体験するんだ、
みたいなことをおっしゃってましたね。
私も同感でした。
続けて「窓辺」が歌われました。
ライブでこの曲はいつも何かを変えてくれる、
そんな印象を受けます。
華ちゃんの世界に引き込む役割をしているのかもしれません。
派手な曲でもなく、
歌い上げる曲でもなく、
歌詞はとても重いんですが、
その重さもあまり感じない。
ただゆったりとした「流れ」を感じます。
ピアノに再び移った華ちゃん。
1000人をこえる観客に胸がいっぱい。
そして、後で観ている両親は私以上に胸がいっぱいだろう、
とおっしゃいながら、
ご両親への感謝の歌「伝えたい言葉」。
続けて「鳥と雲と青」。
「伝えたい言葉」。
近くにいた女性が泣いていました。
泣くのはいいんですが、
鼻をすする音がとても響くんです。
こういう体験は初めてだったので、
私としては微妙でした。
あまり詳しいことは話しませんが、
私の周りの人たちが今回は私が華ちゃんの曲の世界に入り込むには、
ちょっと問題あり!という感じでした。
前も左右も、「もう!」って感じでした。
そしてキーボードに戻った華ちゃん。
ガムテープがはがれたそうで、
スタッフを止めに呼んだりしました。
華ちゃんは「ガムテープが命」だそうです。
退屈することなんてないのですが、
華ちゃん的にはここで雰囲気を変えたかったのでしょう。
「CM」特集と題うって、
「テプコひかりの歌」が披露されました。
今回のファーストコンサートは、
テプコひかりがスポンサーなんです。
華ちゃんの代名詞であるこの歌。
作曲と歌がはなちゃんなのですが、
今回はAメロ・Bメロを作って、
ちゃんと歌詞付きで披露されました。
華ちゃんは手拍子を求めて、
サビを歌うように要請。
さらには全部を一緒にという感じで、
会場全体で手拍子と大合唱になりました。
Aメロの歌詞、
結構意味深でいいん感じなのですが、
手拍子が邪魔になって、
よく聞こえなかったのが残念でしたが…。
さらに手拍子を要求。
ところが華ちゃんの手拍子が変。
メロディーを簡単に弾いて、
ようやくつかんで、
リズムが決まりました。
披露されたのは「ta.la.la.」。
ここからが後半戦。
いつもは前半・後半に分けるのですが、
休みなく華ちゃんは歌い続けます。
5thシングルに決定した「小さな星」からです。
ラジオでは発表したのですが、
生での発表は今日が初めて。
新木場の時は1曲目で、
物凄いエネルギーの流れた曲でしたので、
今回一番期待していたのですが、
今振り返っても印象にあまりないんです。
何が違うのでしょうね。
3たびピアノに戻って、
秋の曲をチョイスしたとおっしゃって、
歌い始めたのが「押し花」。
初めて聴いた曲です。
ただどこか懐かしいというか、
聴き覚えのある曲です。
そしてワンマンライブには欠かせない「境界線」。
初めて聴いた時のすごい感動とか、
そういう気持ちが揺れることはありませんでした。
胸はだんだん熱くなってきましたけど…。
それから予想通り、「きみの空」。
何となくこの流れになりそうな感じがしていて、
そのままそうなった感じです。
どの曲の間だったのか、
MCの位置が思い出せないのですが、
華ちゃんはどんな曲を歌いたいのかという問いかけに、
「孤独の歌」を歌いたいとずっと答えてきたそうです。
ただ近頃気付いたことは、
人は皆孤独なのは百も承知なんだから、
わざわざ歌わなくてもいいのではないか、
むしろそこから先が大切なんじゃないか、
というようなことをおっしゃったんです。
おっしゃることはよくわかります。
ただ私的にはとことん味わったからこそ、
後はあがるしかない、みたいなことって
あるんじゃないかなぁと思ったんです。
人の孤独を歌う華ちゃんの曲。
でもその孤独を感じないで生きている人の方が
はるかに多いのではないでしょうか?
正確には「感じないようにして」ですね。
その一番難しいところを、
自分の本音で歌ってくれているから、
華ちゃんの曲を聴く人たちは、
共感できるんじゃないのかなぁと思いました。
でもこうした華ちゃんの発言は、
華ちゃん自身が成長していっている証。
同時にファンが成長していっているってことなんだと思います。
ここからが本編のクライマックスなのですが、
私としてもここからが一番心地よく聴くことができました。
いつもの伴奏とは全く違う「魔法の人」。
とてもとても柔らかい、
でもとてもとても思いのこもった「魔法の人」。
とてもとてもよかったですね。
改めて今の「奥華子」の立ち位置を感じさせてくれた1曲でした。
この先に続く華ちゃんの曲をやはり早く聴いてみたい、
今回もそう思いました。
そして「変わらないもの」。
「魔法の人」からキーボードに戻っています。
このときだと思うのですが、
歌を作るのは自分で勝手に作っている、
でも歌が歌になるのは聴いてもらって初めて「歌」になる。
そんなことをおっしゃっていました。
今回のファーストコンサートのタイトル曲でもある「変わらないもの」。
そしてラストは「やさしい花」で本編が締めくくられました。
アンコールを求める拍手。
間もなく華ちゃんはこのコンサートのために作った
紺のTシャツを着て登場しました。
そしてこの場に集まったみんなへの感謝の思いを歌にしたとおっしゃって、
「タイムカード」が披露されました。
この日私がこのコンサートに来たのは、
この曲を聴くためだったんだなぁと思いました。
「大丈夫」というフレーズが何度も出てくるんです。
詞の内容はこれまでの華ちゃんを振り返ったような内容なんですが、
そこにのせられた様々な思いが、
この歌全体にしっかりとのっかっていて、
すばらしい曲だなぁと思いました。
華ちゃんはCDには出来ないような曲とおっしゃってましたが、
この曲は是非してもらいたいと思いました。
「魔法の人」の続きはこの曲かもしれません。
この日はこの曲だけが、
私のハートに突き刺さりました。
「大丈夫」という言葉にのせられた思い。
自分を見守る存在たちの深い愛をこのとき感じました。
鼻はすすりませんでしたが(笑)、
ウルウルでした。
そしてこの日の最後は「自由のカメ」。
いつもずっと歌い続けてきた、
華ちゃんの路上スタイルでこの曲が披露されました。
相棒のキーボードもちゃんと登場しました。
華ちゃんは手拍子を求め、
皆さん歌ってくださいとおっしゃいました。
そしてライブは終了。
何度も華ちゃんは深々と頭を下げて、
みんなに手を振って、
ステージを後にしました。
「ものたりない…」というのが、
このときの私の感覚でした。
「もっと聴きたいなぁ」というのが、
このときの本音でした。
もう一度アンコールで!と思い拍手を続けていましたが、
会場はあっさりと終わりました。
「?」…という感じでした。
12月に渋谷公会堂(現・CCレモンホール)で、
再びコンサートがあります。
何となくその序章な感じに、
今回のコンサートはなってしまったのかなぁと思いました。
いろんな意味で…。
帰りは入口に華ちゃんのとっぴなアイディアで出来上がった、
ちょうちんを携帯電話におさめて、
帰ってきました。
まぁこの間にいろいろありました。
この後もいろいろありました。
そして今があります。
こう振り返ってみても、
結構複雑だったりします。
とりあえず今回はここまでにします。

