宇井かおり with 安部潤スペシャルバンド 2006.7.22. 南青山マンダラ | ANGEL'S BLOG

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昨年の11月以来ですね。
宇井さんのライブに出かけるのは…。

1月か2月ぐらいに品川であったのですが、
そこには行きませんでした。
その前後にあちらこちらへと出かけてましたので…。

ちょうど1年ぐらい前と同じ、
宇井さんのファースト・アルバムのアレンジャー、
安部潤さんをバンマスとしたスペシャルバンドでのライブでした。

1年前はアルバム「serendipity」が発売された記念ライブ。
レコーディング・メンバーがスペシャルバンドとして、
このときは登場したわけです。

今回はドラムの波多江さんが他の仕事でこられなかったのですが、
バンマスの安部さんはもちろん、
ギターの丸山ももたろうさん、
ベースの田辺トシノさん、
そしてパーカッションのルーシーさんのメンバーで、
ライブが始まりました。

1年前は明らかに練習不足。
バンドなのに何も伝わってこない。
ハートに響かないステージでした。
これじゃあ「serendipity」は売れないとまで思えたくらい。
なんだかなぁという出来映えでした。

まだ牧野麗さんのピアノとのライブの方が、
宇井さんの持ち味が出てるかなぁと思える感じでした。

そんなでしたから、
今回のライブが今後宇井さんのライブを観に行き続けるかどうか、
私にとってはそれを決める大切なライブでした。

今回のライブはチケット発売日にチケットを取り忘れて、
チケットを買ったときには結構整理番号が遅かったんです。
この頃は1桁ばかりでしたので、
この日はさすがにいい位置で観るのは難しいかと思いましたが、
バンド形式ゆえに、
後ろの方に座られる方が結構いて、
なんと一番前の席に座ることができました。
過去に整理番号1番で座った席と同じでした。

まずライブ全体の感想をお話しましょう。
次回も必ず観に行きますよ。
バンドとしてのグルーブ感がしっかりと出ていて、
宇井さんの曲たちに新しい息吹が吹き込まれたように感じました。
ドラムがなくて、
アコースティックな編成のバンドになっていたことも、
功を奏したのかもしれませんね。

最初の3曲は最新アルバム「serendipity」から、
「seasons」とタイトル曲「serendipity」、
そして「nada」。
この3曲の時点では前回との違いがあまり見えてきませんでした。

この後から今回は違ってきました。
宇井さんのメジャー時代の3枚のアルバムから、
3曲ずつ歌っていくという形でライブが進みました。

ファースト・アルバム「JUST SIGHS」から、
「MORE THAN WORDS」
セカンド・シングルでもある「Last Dinner」。
そしてアルバムタイトル曲「Just Sighs」。

どの曲もこのときにアレンジャー・デビューをしたばかりの、
安部さんのアレンジのものがこのアルバムには収録されています。

これらの曲はとても懐かしく感じるのですが、
今聴いても色褪せないところが、
すごいなぁと感じるところです。
もう10数年経っている曲たちなんですがね。

そしてライブの後半戦。
セカンド・アルバム「door」から、
アルバムタイトル曲「DOOR」、
「風の旅人」と「優しい奇蹟」が歌われました。

宇井さんはあまり曲作りのことを話しません。
特にメジャー時代の曲作りのことは、
ほとんどきいたことがありません。

ただこのとき珍しくライブで話をしてくださいました。
この「door」の頃は、
「自分らしさ」と「みんなが受け入れてくれること」との狭間で、
ずいぶん悩まれたとのことです。

「DOOR」の歌詞の最初は「彼女は裸に♪」という、
かなり刺激的な歌詞から始まります。
宇井さんが本当の自分をさらけ出したかったのかもしれないと、
この話をきいて思いました。

曲自体は歌っている宇井さんとは異なる第三者の生き様なのですが、
この話をきいて、
やはり宇井さんなんだと思えたんです。

この日はメジャー時代に聴いた、
迫力ある「DOOR」を聴くことができました。
いつもはアコーステックで、
ブルージーな感じだったりしてますからね。

そして最後の3曲はサード・アルバム「Destino」からでした。
ちょうどこのアルバムの発売時期に、
宇井さんは最愛の妹さんをヘリコプター事故で亡くされています。

「Destino」…イタリア語で「運命」をあらわすタイトルのアルバム。
この後にメジャー契約も切れ、
故郷の愛知県豊田市に帰ってしまう宇井さん。
いろんな思いが交錯しているアルバムです。
私が宇井さんのアルバムの中で、
一番好きなアルバムなんですがね。

この頃の様子をご本人がエッセイにして出版しています。
ご興味のある方はどうぞ。
『あなたが空へ帰る日』
著者:宇井かおり
発行:名古屋流行発信(052)471-4111

この日は「失恋記念日」、
アルバムタイトル曲「Destino」、
「君が淋しいというのなら」の3曲でした。
タイトル曲の「Destino」は私が一番好きな曲です。
本当に久しぶりにライブで聴くことができたので、
感動しましたね。
私の内側が打ち震えました。

アンコールに「PODER LOVE」という、
サード・アルバムに入っている、
宇井さんの曲の中で最も明るい曲で、
会場全体が手拍子をして、
1時間半のライブが終わりました。

生の音に当たること。
これは本当に心地よいです。
美奈子さんや華ちゃんとは違う音楽の世界が、
宇井さんのライブにはありました。

宇井さんのHPの日記には、
今までのライブでもっとも自由に
歌わせてもらったと書かれています。
「これが「宇井かおり」です」というのが、
全開のライブだったと思います。

秋にはニューアルバムが出されるそうです。
こちらも今から楽しみです。