仲間の先生からシェアしました。
他の仲間の先生からも
「デカドロンは品不足になりそうなので、デカドロンでなくてもリンデロンでも、プレドニンでも大丈夫です。」とありました。
オオサカ堂でデカドロンと検索してみると9種類の薬がすべて入荷待ちでした。
夫が注文したデミソンもデカドロンです。
夫が8月15日に注文した時は在庫はあったそうです。
現在羽田空港まで来たとメールが来たそうです。
8月15日には他のデカドロンの薬もあったそうです。
それが今は在庫待ちだといいます。
10月上旬にならないと入荷しないそうです。
わずか1週間の間にこんなことになるなんて。
しかしリンデロンとプレドニンはありました。
それはよかったです。
しかし今やデカドロンは去年のマスク騒ぎのような状態になっているそうです。
このままでは先生方が治療できなくなります。
政府はデカドロンを供給してくれるようにしてください。
夫はコロナになって熱が出て飲むのがいいのではと言っています。
デミソンは900錠もあるということです。
薬価はたいしたことはないが輸送費が高いんだと思います。
友だちの先生の投稿を下記に転記します。
【デカドロンはタイミングが大事】
デカドロンは、日本中どこにでもある小さな消化器のようなもの。
肺炎の始まり、ボヤの時に使えばもっとも効果があり、火事にならずにおさまります。
一定、火事になってしまってからだと消火に時間がかかるし、燃え広がったら手に負えなくなってしまう。消防車でしか救えない。
そして地域のボヤは地域で消火を!(←ここ大事)。
発熱外来でオンライン診療でフォローし、最適なタイミングでデカドロンを処方することで在宅酸素も入院も必要となくなる…
現状、プライマリケア医が出せる薬ってこれしかないわけで、タイミングがすごく左右すると思います。
訪問診療でデカドロンを出すのではタイミングが遅れてしまう印象です。
こりゃ、燃えやすいな・・と思われる、リスクの高い方には発熱外来で出しておく!
武知先生の勉強会で一番感心したフレーズ。
「糖尿病の患者さまだからこそ、早期にステロイド使う。」
プライマリケア医がデカドロンの使用を躊躇してしまう患者さま群ですが、ホントに重症化が早い群でもありますので、
使ってるインスリン量を増やしたり、飲んでる経口血糖降下剤を増やしたりしながらとにかくデカドロンを出す!
災害時なんですから、多少血糖コントロールが悪化しても一人でも助かればオッケーですよね。