季節を分ける「節分」の日ですが、2月に入

ってからの方が冷え込みが厳しくなっていま

す。

 

店頭では、「ギックリ腰」の方、また慢性の

腰痛が悪化したという方のご相談が、この

ところ多くなったので、寒暖差も含めて気温

の影響が今年は大きいのかなーと感じます。

 

腰は漢方では「腎の府(集まるところ)」と

言われますので、「腰痛」には「腎」との関

連があると考えられています。

 

急性の腰痛の場合は、疲労・睡眠不足・スト

レス・過労などがベースにあって、そこに

外部からの原因が加わることで発症する、と

いうのが多いようです。

 

外部からの原因と言うのは、「風」「寒」

「湿」などのことです。

よく見られる症状は、

●動作によって突如痛みが生じる

●腰を動かすことが出来ない

●動作、くしゃみ、咳などで激しい疼痛が

起こる

●腰が重だるく痛む

●動いているときは痛みが軽減する

●屈伸に時間がかかる

●手足にむくみがある

などです。

 

オススメの漢方「独活寄生丸(どっかつきせ

いがん)」は

 

 

長引く腰痛、腰から足にかけてのしびれや痛

み、疲れると痛む、足腰に力が入らない(肝

腎虚損)という方に良い処方構成ですよ。

 

またギックリ腰(閃腰)の場合は、突然の

強い痛みで、腰を動かすことも出来ないほど

の酷い疼痛となります。

これは、筋肉の緊張や捻れによって、「気血

不通」を生じてしまった病態ですので、ベー

スの風寒湿を取り除きながら、行気や駆瘀血

をおこなうと、改善も早まります。

 

それらの働きを持つ「冠脉通塞丸(かんみゃ

くつうそくがん)」がオススメです。

 

 

ギックリ腰は午前中に発症することが多いの

で、お昼前までに良くなりたいものです。

ぜひご相談くださいね。

 

サトちゃんも節分スタイル。

 

 

「わるいこは いねえか!」

 

「それは なまはげでしょ。

でたらめ いってると おみせのひとが

すぐ おにに ばけるわよ」

 

二人とも・・・私のこと陰で鬼って言ってる

んだ。

ここはみんなで心の鬼を退治しなきゃね(笑)

 

どなたさまも良い春をお迎えくださいね。

今日も最後まで読んでくださってありがとう

ございました。