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▶︎自己対話のワーク

 

多くの人が悩みを抱え

その悩みから抜け出せない状態か

悩みに取り組めないままで

いることがあります。

 

 

悩んでも解決できないため
考えることを放棄してしまう

なんてこともあります。

 

 

ですが、私たちは悩みから

多くのものを学び
成長することができるのです。

 


ただ何度もお伝えしているように
私たちは幼いころから

深く考える練習を十分に経験せず
悩み解決に必要な情報も得られないまま成長しました。

 


自己対話のワーク

自己解決力をつけるための自己対話術です。

 

 

これから自己対話のワークを通して
深く考える練習をしていきますが、これらも大切な知識です。

 

 

・悩み解決までの流れ
・つまずいているポイント
・悩みかな抜け出せないパターン

 

 

悩み解決徹底解説①では
悩みから抜け出せないパターンについて

詳しく解説して参ります。

 

 

 

 

▶︎悩みから抜け出せないパターン


画像
 
画像
 

 

 

悩みのパターンのイラストを

シンプルにすると
上記のイラストのような流れになります。

 

 

ですが、厳密に言うと
出来事に対して浮かぶ

思考と感情、行動の選択というのは
互いに働きかけ影響を及ぼし合っています。

 

またその時々の出来事や

それを感じる人によって
「感情が先!」という感じる人もいれば
「いやいや思考が先!」と

思う人もいると思います。

 


ですので、「思考」と「感情」は
ほぼ同時に反応すると思ってください。
どちらでも、しっくりくる方で大丈夫です。

 

 


悩み解決編では引き続き
こちらのイラストを使って

説明を進めていきますね。

画像
 

 

「感情か先か、思考が先か」

という視点はなく

 


悩みを解決できないパターンを理解する視点

で見ることで
混乱を避ける事が出来ます。

 

 

この視点を意識しながら

イラストに沿って
各状態や解決のポイントなどを

詳しく説明します。

 

 


感覚的には、いつも同じパターンなのではなく
悩みごとに異なるパターンに

陥ることがよくあります。

 


ですので、柔軟な思考と視点で
イラストの流れや、悩みを

理解してもらうことがおすすめです。

 

 

また、同じパターンで
悩みから抜け出せない人も

いると思いますので
どのパターンに当てはまるか考えながら

読み進めてください。

 

 

 

 

▶︎パターン① : 感情を我慢してしまう人


画像
 

 

悩みから抜け出せないパターン①は
【 感情を我慢している状態 】です。

 


感情を我慢することは

本当の気持ちを抑えたり
押し殺したりしている状態です。

 

 

これを繰り返すと
本当の気持ちが分からなくなったり
感情を感じることを

あきらめてしまうことがあります。

 

 

感情を無視したり抑え込むと
「どうせ何を感じようと

自分自身は気づいてくれない」


という感覚に陥ります。

 

 

自分の素直な感情を無視することで
自分を信じられなくなり


「何を感じているのか分からない」
「何を考えているのかが分からない」

 

といった状態になります。

 

 

感情を我慢している状態は
1番辛いこととされています。

 

 

この状態で自己対話のワークをすると、
全体の内容がつながらないことがあります。
(全く問題はありません。)

 


そのため、書き出した内容を

深く掘り下げようとしても


本当の自分の気持ちが分からないため整理が難しく
自己対話がうまくできないことが多いでしょう。

 


このパターンでは、
一旦思考をすべて書き出すことがポイントとなります。

 

 

そして、書き出した思考に
どんな感情があるのかを

ダイレクトに書き出すことで

 


「私は怒っていたんだ」
「私は悲しかったのか」
「私は悔しかったんだ」

 


という風に
感情に気づくことができます。

 

 

このときのポイントは
「良い・悪い」の判断は一旦置いておいて

 


「どんな感情だったのかを突き止めて書き出す」ことです。

 


思考は「あぁでもない。こうでもない」と
思考に別の思考を重ねられますが


その思考には

周囲の目線や常識が含まれているため
本当の感情を邪魔します。

 

 

「こんなことに怒ってしまう私は自分勝手だ」
「ヤキモチなんてやいて、恥ずかしい」
「こんなことで悲しむ私は弱い人間だ」

 


といった否定が先に思い浮かぶことが
感情の無視や押し殺しに繋がります。

 

 

ですので、世間的に言われている

「良い・悪い」は
ひとまず横に置いておいてください。

 

 

「こんなことを感じるなんて悪いかもしれない。
でも素直な私の感情はこうなんだ」と
自分の正直な感情を書き出すことが
認めること・受容に繋がります。

 

 

 

 

 

▶︎パターン② : 考えがまとまっていない状態


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悩みから抜け出せないパターン②は
【 考えがまとまっていない状態 】です。

 


これは「考えがまとまらなくてモヤモヤする」
という状態を指します。

 


①との違いは
「どんな感情を感じているのかは分かっている」という点です。

 


どんな感情を感じているのかは分かるけど
何に対して怒っているのかが分からないので
感情に振り回され

その感情でとどまってしまいます。

 


そして、そのもやもやのせいで
その先が考えられない状態になっているのが

②のパターンの人です。

 

 

出来事の背景や状況が考えられると

 

「何に対して怒っているのか」
「何でこんなことが起きたのか」

 

といったことが冷静に考えられるので
客観的になります。

 


②のパターンの人は

「なぜなのか?」と疑問を持つことで
思考停止状態から抜け出す事が出来ます。

 


自分に質問を投げかける癖をつけると
質問に答えるために

考えるようになります。


「あの人のどの言動にイライラしたんだろう?」
「私はどうして欲しかったのかな?」
「何でそう思ったんだろう?」

 


自分に質問をしていくと
最終的にはあなたの根底にある本音に
辿り着けるようになります。

 

 

自分の内側の思考や感情を
すべて自己対話のワークで

吐き出してみてください。

 


他人には見られない

あなただけのノートの中で
本音が吐き出す事ができなければ
他人との関わり合いの中で
本当の自分を生きることなんてできません。

 

 

感情に飲み込まれ
思考停止になった状態から

抜け出しましょう。

 

 

 

 

▶︎パターン③ : 思考の整理ができずに堂々巡りをしている人


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悩みから抜け出せないパターン③は
【 思考が整理できずに堂々巡りしている状態 】です。

 

 

③の状態は、自分の感じた感情も分かっていて
何故そう思ったのか

などの思考の部分も分かっています。

 


ですが、考えが散らばり整理できていないことが原因
悩みから抜け出せなくなっています。

 

 

 

例えば、今まであなたが
服にお金をかけてこなかったとします。


たまたま入ったお店で

一目ぼれした靴があり
価格を見ると

今まで経験したことがないくらい高価でした。

 

 


この瞬間、さまざまな感情と思考が湧き上がります。

 

 

「この靴を履くとテンションあがりそう」
「こんな高価なもの、買って良いのかな」
「お金が無くなり、生活が苦しくなるかもしれない」
「お金を使うのが怖い」
「こんな高いもの買っても、結局は履かなくなるんじゃないか。もったいない」
「もっと意味のあるもにした使った方がいいんじゃないか」

 


などなど、ポジティブな考えから
ネガティブな考えまで

さまざまな思考が浮かび上がります。

 


お金にブロックがある人なら
このような経験をしたことが

あるのではないでしょうか?

 


「欲しい」という気持ちがある一方で
恐怖や不安、それに伴う思考が

次第に浮かび上がります。

 


そしてどう対処すればいいか分からず
結局買わないでいたり

些細なこととして忘れてしまう。

 


これがパターン③に陥った状態です。

 

 


買うにしろ、買わないにしろ
最終的になぜその選択をするのかを考え抜くこと
些細な出来事でも悩みは解決し
内側に存在するインナーチャイルドの癒しと
インナーペアレントの再育成へと繋がります。

 


整理と言っても、自己対話のノートにおいて
整理という言葉には2つの側面があります。

それは

 

1.書き出した内容を整理すること
2.感情と思考などの感覚を整理すること

 

です。

 

 

 

1つ目は、思いつくままに書き出した内容を
同じ感情のカテゴリで

整理しやすくすることです。

 


自己対話のワークを始める際には
【書き出した内容を整理する作業】

を行ってもらうのですが
慣れてきたらこの作業は
飛ばしてもらっても問題ありません。

 


はじめの段階では
自分の感情や思考に慣れておらず
思考癖もまだ見えていません。

 


ですので、あなた自身を知ってもらうために
丁寧に手を使って、実際に整理を行います。

 


ですが、慣れてしまうと
思いつくままに書き出した内容の順番で
整理できるようになります。

 


2つ目の【感情と思考などの感覚を整理する】は
悩み解決の流れの仮説を立てる上で

とても重要な作業です。

 

 

この整理ができるようになると
悩みに対する結論を出すことができます。

 


先ほどの靴の例で説明すると
悩みを整理した結果
「やっぱり買うのをやめよう」

「やっぱり買おう!」など
「私はこうしようと思う」という

悩みの結論を出すことができます。

 

 


結論が出た時点で悩みは解決しています。

 

 

 


ここに辿り着くまでに
あなたの中にあるさまざまな思考や感情を
整理する必要があります。

 

 

「気持ちを整理する」という言葉がありますが
これは乱れた思考や感情を整えることです。

 

 

自己対話のワークでは
感情や思考を整理することで心や頭が落ちつき
冷静になることで
これまで気づかなかったことが見えるようになります。

 

 

それが結論であり、あなたの意志です。

 


③のパターンでつまずいている人は
感情や思考などの乱れを整えられず

悩み解決に至りません。

 


整理ができるようになると
自分を広い視野で客観的に

見る事が出来るようになります。

 

 

 

 

さて、あなたに当てはまるパターンは
ありましたでしょうか?

 


冒頭にもお伝えしたように
いつも同じパターンで悩みから抜け出せない人もいれば
悩みによって当てはまるパターンが変わることもあります。

 


いずれにせよ、悩みが解決できないときには
これらのパターンのどれかに

当てはまっている可能性があります。

 


悩みを解決できないと感じたら
まずはどのパターンで

つまずいているのかを確認すると
対応策が立てる事が出来ます。

 

 

自己対話のワークをやった後も
なかなかスッキリしない時には
このパターンを思い出してみてくださいね。

 

 

どこでつまずいているのかを確認し
当てはまるパターンをもう一度考え
解決まで導いてあげてください。