ここまでくれば気持ちの勝負―

どれだけ確たる自分を持っていられるか 

どこまで自分を信じてプレイできるかだ

どれほどの修羅場をくぐってきたと思ってる


(堂本五郎・山王工業バスケットボール部監督;出典「スラムダンク」)



病理の診断で迷ったときは「プレイ」のところを「診断」に変えて、この言葉を思い出して自分を奮い立たせる。私自身、これまで学生時代から通算すると何万枚もの標本を正常・異常にかかわらず診てきた。自分なりに診断の基準も確立しているので、迷ったときは今までやってきたことを信じて最良の診断が下せるように努めているつもりではある(勿論、時として間違ったりすることはあるわけだけど)。


けど、上記の言葉はどんな仕事をしてる人にも当てはまる言葉だと思う。


練習は裏切らない、と私は信じている。だからこれまでやってきたことを信じてやり続けるしかない。自分が自分自身を信じないで、誰が自分のことを信じるのだろうか?という気持ちを持って毎日努力したいと思う。