東日本大震災以来4ヶ月が過ぎ、すっきりしない日々の中
ひさびさに心躍る奇跡の瞬間に投稿再開!

祝「なでしこジャパン」女子ワールドカップドイツ大会 優勝!!

チームのメンバー・スタッフの皆さん、おめでとう!そしてありがとう。

ここのところ、日本の政治のチーム力の欠如をいやと言うほどみせつけられていた
日本人にとって、大きな勇気・感動を与えてくれました。
漫画やドラマのストーリーでも、こんな嘘のような展開はなかなかあり得ません。
私の記憶に残っている奇跡では、1998年怪物・松坂大輔の甲子園決勝ノーヒットノーラン以来の
奇跡・快挙です。

Jリーグが始まるずーと前・土埃のグラウンドの中、
1960年代の釜本邦茂・ネルソン吉村のヤンマーのコンビの活躍、
1970年代のラモス瑠偉・木村和司を中心とした読売サッカークラブ対日産自動車サッカー部の激闘、
1993年のJリーグ開幕・ドーハの悲劇、「なでしこジャパン」キャプテンの澤 穂希の代表デビュー、
数々の日本のサッカーの歴史が頭の中を巡ります。
そして、このチームにも確実に先人達の情熱が受け継がれていることを感じ取れます。

チームリーダー澤を中心に、個々の役割を確実に実行できる技術・メンタルは、
21人の代表の中、9人を輩出した神奈川の指導者の方々やこのチームを纏め上げた佐々木則夫監督の
指導力によるところ大です。
因みに、佐々木監督は現横浜マリノス監督・木村和司氏の明治大学時代の同級生です。

欧米を中心とした世界の女子サッカーのスタイルに一石を投じた今回の快挙。
今はただただ喜び・大きな賞賛の拍手を贈りますが、これからが大変です。

今回は正直ノーマーク。
世界ランク4位ではあってもダークホース。
世界のチームはもちろんのこと、先を越されたアジアのチームは徹底的に「なでしこジャパン」を
研究してくることでしょう。
2ヶ月後・9月のロンドン五輪アジア最終予選、上位2チーム以内というハードルは決して
低いものではありません。
マスコミやテレビのバラエティーに引きずり回され、人生が激変するはずです。
今まで感じることのなかったプレッシャーの中で、どんな試合運びで勝ち上がるのか?
真価の問われる大会です。

ガンバレ「なでしこジャパン」