次男のことがあってから、

宙を彷徨う我が子の心を

がっちりつかんで包み込んでやることもできず、

空を切るような感覚の自分の動きに、

歯がゆさを感じている。







彼が理解できるように、

ひいては、
私が彼と同じくADHDの精神構造に則って理解した上で彼に噛み砕いて話ができるように......


......全ては彼の心の安定を取り戻し、
彼が無邪気に彼の才能を伸ばしていけるようにするためだが.......


その理解の方向性に、苦心している。









これまでの私なら、


もっとはっきりさせてた。




たった一回でもダメなものはダメ!
絶対に許せない。
2度とつるむんじゃない。
友達でいるのは辞めなさい。
相手はそういうひどい種類の人なんだと理解して、
2度と信じちゃならない。
わきまえてお付き合いをするように.....







そう言い切っていたんじゃないだろうか。





でも、
そういう対象と近付かないわけにはいかないので、

併せて割り切る方法を教える。

心を強くする方法をだ。











が、

今回は違う.....



なんだろう.....???



でも、

何か違う.....



それがわからなくて私も宙を彷徨っている感じ.....







これって、

ハグのおかげで私が変わってきてるから.....???











心の形により、

それと同じものを引き寄せてしまうと今ははっきり知っている。





私の心の形次第で、


今回の一件の処理もその簡単さが変わってくるはず.....




否定の形には、

同じ否定の形のものしかぴったりはまらない。


つまりは、



私の中にネガティヴを持てば、



すべての中のネガティヴにも光を当ててしまう。



そして再び、


同じ悲しい出来事が


息子を通して私に降りかかってくるだろう。



ネガティヴのないパズルのピースを持つことが、


ひいては相手にも、


同じくネガティヴのないパズルのピースを選ばせる.....



私の中で

そこがはっきりしないから、



息子も宙に浮いたままでいるほかないのかもしれない.....




そうだ、





間違いない.....











今回、

次男のスマホをいじった子たちの中の一人のお母さんからLINEがあった。



前回学校でのショックな出来事に、

次男が喘息の発作を起こしたことを知っていた彼女は、

調子を崩してなければいいけど.....

と、

お詫びとともに言葉をくれた。






で、


思い切って、

私の感じていることを包み隠さず書いてみた。




親に対して伝えたかったことについて書いたので、

すっきりした。





が、



息子のメンタルフォローの面では、

宙を切る感覚は変わらず、

迷走状態のまますっきりしない。







なんだろうな、これ.......






もっとおおらかに

もっと気楽に


細かなことより、


もっと大局を見て......





こだわりは美徳ではない。



双方ただの教訓にできればいいだけ。


ただそれだけだ。






平和な形の心のパズルのピース






失くさない