こないだ、FBに、

おそらくは右の腎臓に結石があって、

そのせいで腰が痛んだが、

ハグをしたら難なく痛みがひいた.....

と投稿したが......










友人からは、

ハグは自分を大事にすることなんでしょ
なら、結石もきちんと治療するべきだよ.....

と、

励ましもいただき、

とりあえず毎年の健康診断の結果を待って....

と思っているところ........




健康診断では、大きさはいつもと変わっていないとのこと、

「痛んだりしないんですよね

と聞かれ、


.....痛むのはやばいのかな....

と不安になっていた。










そんな時......











腰も痛むが、

横腹も痛む。





実はこの痛みには大変に身に覚えがあった。




って、


覚えがあることに気づいたのはつい昨日のこと.....




なんか......

過去に引き戻される痛み。





なんか、


.....なんか忘れてる.....










バイトしながらぼんやりと蘇る記憶....







そーだ.....
長男はまだ2、3歳くらいのことだった。


ひどく横腹が痛むようになり、
寝返り打つのも辛い時があった。


腰を揉むと、
痛みが和らぐ感じして、
でも、腰も痛かった。





長男を産んで、

3ヶ月で仕事に戻り、

毎日体はバキバキいってた。

しんどかった。


でもまだ若かった私は、

美容師としての自分を、

諦めていなかった。






会社では、

出産後、育児をしながらのママさん美容師を雇用するのは私が初めてで、

それ用のルールも仕組みも給料形態もなく、

社長と直に話、

お金と事務処理を一手に任されている常務と話を詰め、

時間とお給料を決めた。


完全歩合制

使命の数と売り上げ金額で、一定のパーセンテージで上乗せ.......






きつかった.....

客数が単価の計算。

実績をあげて、

出来る人間だと思われたい。

時にはヘアーショーにも参加した。

が、

大変な負担だった。




そもそも私の美容師としての価値はいかほどなのか

結婚してなかったら、

子供がいなかったら、

時間がもっと自由に使える立場なら.....

いわゆるカリスマ美容師になれたんだろうか.....



私は認められているのか

同僚から、

会社から、

後輩たちから、

社長から、

お客さんたちから........





認められたかった。

自分の居場所、欲しかった。

自分のプライドを守るのに必死だった.....




旦那が悪いわけではない。

私が美容師としてのプライドと可能性を追いかけたかっただけだ。

でも、

ままならない自分の心....


こんな思いして働きたくない。

旦那は家事を手伝わない。

毎日テレビ垂れ流しのゲーム三昧の日々。

子供の面倒を見てくれるわけでもない。

でも、

この人を愛してるなら、

もっと頑張らなきゃ。

自分の女性がすべき仕事を果たさなければ。

自分のできる限りを尽くさなければ.....





高いお金を払って私立の保育園に長男を預けていた。

その分は稼ぎ出さなければ。

生活は苦しい。

贅沢は禁物。

とにかく美容師としてもっと稼がなければ......













これがきっと、無理の始まり.....



横腹に痛みを感じ始めた。








その当時、

ちょっとした縁でお知り合いになっていた霊媒師じみたことができる人に相談したら、


「子宮に病気があるかもしれないわ」


と言われた。


てっきりそうだと思ってた。


寝返り打つのも辛く、

ちょうど不正出血のようなこともあり、

産婦人科で診察を受けたが、

「子宮は綺麗ですよ」

とのことだった。











そもそも、

その当時にはすでに
私が具合が悪いのは気に入らない旦那に、

婦人科へ行きたいというのも大変なことで、

私が具合悪くても、

かばうとか、
代わりに動くとかない人で、

その日も
怪訝そうな顔で医者に連れて行ってくれたっけ。










旦那にも頼れない。

ましてや旦那に体調についての泣き言は何1つ言えない。

一人で頑張ろう。

子供が二人いるんだと思おう。

私が大人になればいいだけだ.......

がんばれる......









この日を境に、

気持ちを切り替えた。


痛い痛いって思わない。
旦那がわかってくれないと思わない。
自分が一番辛いと思わない。
しんどいって気持ちには二度とフォーカスしない。
つまりは、
痛みにも二度とフォーカスしない。



痛む度、

へこたれるな
甘えるな
大丈夫、
自分が選んだことなんだから、
自分の弱さに負けるな
もっともっと、私は強いはず、
もっともっと、私の魂は崇高なはず....
大丈夫、大丈夫。






そー言い聞かせ、

程なく二度と痛みを感じなくなった。










再び痛みを感じたのは4年ほど前。

こっちも来て母親も父親も自分で....

と頑張り始めたころ。

ましてや母も一緒に暮らしてた...




でも、

今は頑張れないと困る... と、

食事療法と心の持ち方でまたもや痛みは消えた。







そして今回......









気付かされた。





あの時のあの痛みだ。

そーだったのか....


ってことは、

あの頃から
かれこれ20年強、
私はこれを持ってたんだ....




心が弱くなると痛みが出るんだということにして片付けていた。




そして初めて気づいた。




そーか。
ハグすることで、
私の魂がこれを私に気付かせようとしている。



あの時から、
私は本当に充分に頑張ってきている。
自分は、十分に頑張れているんだよ。
よく頑張ってきてるよ。

もう、十分なんだよ......





涙が出た。

初めて本当に愛おしく自分を抱いた。

こんなに頑張ってきてたなんて。

こんなに無理をさせてたなんて。

なんて可哀想なことを.........











旦那への恨みも何も感じない。

だって、

実は私は、

彼のことなんか愛していなかったんだ。

きちんと考えてなかったからね、

結婚については.....



そおりゃ、

サゲマンになるし、

相手をDVにもしてしまうわけだ....






でも、

ここまでこんなに頑張ってきたんだもん、


私、


幸せになれないはずがない

そーだ、私には、
幸せになる価値がある。



I deserve to be happy! 







これに気づいた瞬間、

心が溶けるような感じを受けた。

軽くて柔らかくて暖かい。

何の疑いもなく信じられる。

そして、

蘇る自信.....




誰に恥じることなく、

誰に遠慮することもなく、

私は
私のままで
素晴らしい......











ハグの成果には、

いいことばかりではない。

ちょうど好転反応のように、

自分が感じたくないものや

避けたい状況をも招く。





まだまだ後者ばかりだが、


少しずつ紐解かれる自分の心に、

感動を覚えるほど面白い.....