今日は結局病院にお泊りになった......









食事制限を未だ受けていたから、

今朝早く病院に顔を見に来た。




お昼、

会社のランチタイムに抜け出して様子を見に来た。

昼までには主治医が決まる予定だったし、

昨日、

看護師にしこたま文句言って帰ったから、

さすがに今日は、

きっちり状況報告いただかねば

というのもあって.....





案の定先生が来て、

今後の治療についてのお話等々聞かせてもらう。




息子はというと、

やっと食事にありつけた満足感でニッコニコでゲームプレイ中



ひとまず良かった。



で、

今日はいい具合にバイトも休みだし、

夜、20時までが面会時間だし、

会社を速攻で上って、

それまでゆっくり顔見たら帰ろ

春も寮生活で大人になってるし、

一人でお泊り、

平気だろ






って思ってた。










先週の土曜日も、


次男はイライラしていた。




なんだか心乱されて、

収拾がつかないらしく、

「一人で静かにしてたいのに、マッキーが邪魔しにくるから


二人のケンカに割って入り、

そんな言い方ないんちゃうの

と、いちゃもんをつける私に泣きながら訴える。


んんん......
結構たまってるわね.....




で、

今週末がやってきたのだ。











春「ママ、一緒に寝てよ」



(!????  なんだ、どーした!???)


私「えええ!? 無理だよ。 前の入院の時よりあんたでかくなってんのよ

私「って、まさか寂しいのお???」

春「うん.....
   退屈、面白くない、うち帰りたい。」

私「って、一人で静かにしてたいって言ったじゃん!」

私「あ、じゃさ、ままがかわりに寝ててやるよ。 ぼく春.....  とか言ってたらバレないんじゃん

私「いっぱい寝れて、一人で静かにゆっくりできて、イイだろーなー

春「 ..............










帰る時間が近づいてきて、

どのタイミングで帰るのかを気にし始めた。

ステロイドの吸引マスクから出る煙が、

やたらと目にしみると言ってタオルで顔を覆う






私「  まさか泣いてんの???」

春「..........ん....」










私には、

愛しい息子が、

この入院患者の他にまだ2人もいる.....




そのうちの一人は、

この入院患者よりまだ断然小さい。


今夜も私の帰りを待ってるはずだ.....






が.....


目の前で中坊が泣いている。

.....必死にこらえながら、

ゲームの画面に目をやって誤魔化している。






長男に電話した.....



私「.......てな具合で、春が寂しいって泣くの....

デッカ「うん、そーやろーね....」

私「どーしよーっか」

デッカ「にーちゃんはええけど、マッキーはお布団にこもって出てこないのよね....  おかーちゃんの帰りを起きて待ってはるのよね....」

私「そか......    そだよね......

デッカ「さっすがおかーちゃん、人気もんやね。 そら、みんなのおかーちゃんやもんな、人気もんやわ、すごいな






....ったく、
他人事だよ.....







私「マッキーに代わって」

私「マッキー、ママ、今夜このまま病院に泊まって、明日の朝5時くらいに帰って、マッキー叩きおこすから一緒にお風呂はいるか、
このあとママすぐ帰ってマッキーとお風呂はいってまた病院に遅い時間に戻ってくるか、どっちがいい? もう一回病院に戻ったら、朝は起こしに帰ってあげられへんけど....,?」


一度帰ってしまったら、

マッキーを置いて出れるわけがない。



マッキー「デッカ家に居るから大丈夫。ママ、そのままそこにいる。」


私「..........ありがと、マッキー。
明日の朝早く帰って叩きおこすで、起きて一緒にお風呂ね。」











嬉しいことに、

大モテである。


が、何れにしても、

私も寂しいし辛い。

みんなで一緒に居られれば一番イイよね.....





息子同士ももちろん気にしている。

尼産の跡地と言っただけで、

長男も今日の夕方様子を見に来たらしい。






私「ママじゃなくてさ、デッカに来てもらってお泊りしてもらったらいいじゃん

春「.....んんん....なんか気まずい....」

私「恥ずかしいのか? 」

春「うん、家に居る時となんか違う....」

私「デッカがいつになく優しいからだな?」

春「ん......」



これを電話の時にデッカに言ったら、

デッカ「そやろね、なんかぎこちなかったもんね」


さすが親父代わりの兄貴、

よく見ておる。

で、いつの間にやら思ってることを言葉で伝えることに
果敢に挑む次男。



みんな、

頑張って生きてくれてるんだね。

ママ、

嬉しいよ










さてさて、

私のためのベッドはない。

1人掛けソファーが2つ.....






ま、

なんとかなるか



お休み