ネイティブ・アメリカンのカルチャーは、ファッションに結びついていることも多いよね。
ナバホ族のターコイズ&シルバーのアクセサリーは、とても可愛い❤️。
これは私の私物イーグル🦅ターコイズ。
フリンジのついたミネトンカのブーツも持っているけど、大好き💕
これらはただ単にファッションとして可愛い💕と思って愛用している。
魂の好みだ。
私のラコタ族の友人が、フリンジのついたスエードモカシンを私の様に履いているかといえば答えはノー。
インディアンのそれを見るのは、年に一回のサンダンスの時だけ。
しかもゴム靴底がないスエードのみで作られたもの。
儀式の時は、自然界にないものは取り入れないようにしているようだ。
本物のインディアンである彼らが、普段インディアンのような格好をしているのは、正直みたことがない。
ジーンズとTシャツだよ。
羽の付いた衣服なんて普段絶対に着てない。
ただし儀式の時には、イーグルの羽や、メディスンバッグ、ローブなど、質素だけど、しきたりに合ったものを身につけている。
それはファッションではなく、スピリットを呼び、天と地と繋がり、祈り、ワカンタンカ(創造主) の導きを得るため。
そもそも、お洒落ではないのね。
全て
聖なるものと繋がるため。
そのために普段から自然や目に見えないものにも感謝し、木は天と地に繋がる植物だから、「迷ったら木に聞け❗️」と教えられた。
又タバコは全てに繋がる聖なる植物だから、祈りには必ず使われる。
パイプセレモニーには絶対だ。
メディスンマンや長老は、先祖に伝わる言葉を伝承する人。
お祖父さんから教わった知恵の言葉を若い世代へ伝えてくれるけど、そこに答えや導きはない。
宗教と違うのはそこ。
答えは自分の中。
長老もまた同じ。
こうしなさい。
こっちがいいという道きはしない。
「こういう考え方があるよ。」と伝えるだけ。
それを聞いて
「どう考える?」はその本人に委ねる。
おばあさんの言葉、生きる為の知恵も、娘や孫に伝承される。
シャマニズムは知恵の伝承なのだ。
ネイティブ・アメリカンは、白人の入植者達によって、何万年と続けてきた持続可能な生活を変えることになってしまった。
争いで生まれるものは、憎しみや死だとわかっていたのね。
土地を所有するという概念がなかったインディアンにとって、理解しがたいことを強いられた。
土地は共有するもので、所有するものではない。
そんな土地に対する概念が全く違う白人の勝手なルールで、インディアン居留地というものに押し込められた。
親から離され、カトリックの寄宿学校に入れられた子供たちは、おじいちゃんやおばあちゃんから知恵の伝承を受けることがなく、大切な知恵の伝承の機会を失ってしまった。
それから時間が流れ、今、少しずつネイティブ・アメリカンの知恵が復活してきている。
最近では色んなとこで、儀式も行うようになっているようだ。
ただ形だけの「なんちゃって」も結構多いようだけど、、、。
スピリットと繋がるには、毎日の習慣が大切。
スピリットと繋がるのは、自分のパワーを取り戻すこと。
自分が自分らしくいるためのエネルギーを自分の中に取り込む。
そんな勇気とパワーを思い出させてくれるアニマルスピリットはイーグル。
「パワー」と聞くと多くの現代人は、
「自分は人よりパワーがあるから他者を導ける。」と勘違いする方々も多い。
「パワハラ」とかいう言葉もあるくらいだからね。
パワーのあるものが上にたつという認識。
これ、ネイティブ・アメリカンの中にはない。
一人一人にパワーがあるの。
それを思い出すためのイーグル🦅。
もしね、
あなたが、自分は小さく弱い存在だと感じた時は、イーグルを🦅イメージしてね。
どんな時もスピリットはあなたのそばに
Mitakuye Oyasin ✨