その子が存在している幸せ | ハワイ島スピリチュアルライフ

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ハワイ在住。シャマニックプラクティショナー、スピリチュアルコーチング&リトリート、イベント主催&サポート。人生は楽しく❤️美味しく❤️美しく❤️ を実現するシャマニックな角度から見るハワイでの日常を綴っています。



 

 

私には息子が三人いる。

 

今ではすっかりみんな大人になってしまったが、子育ては、毎日が戦争のようだった。

 

仕事をしながら、小中高の息子たちの学校やスポーツの送り迎えをする日々。

 

「忙しい」を通り越していた。

 

ああなると、やるべきことのみをこなし、無感覚で生きるしかなくなる。

 

自分の持ち時間の枠からはみ出ることは、非常にイライラした。

 

簡単にいうと、子供が私の思う通りに動かないと、ものすごくイライラ。

 

 




 

 

 

 

 

私の次男は、以前*(ここの以前については、また違う機会に)のドリーン・バーチューがいうところの”クリスタル・チルドレン”だった。

 

多くの人間よりも、飛び抜けて感性が鋭く、小さなことにも反応する子。

 

学校では、アートの時間が大好きで、勉強は苦手。

 

通常であれば、ある程度の年齢になると、興味がなくなってくるモノに対しても、彼は子供のままの心で今も同じものが好き。

 

純粋で正直すぎる。

 

だから自分の興味のあること以外は、できない子だった。

 

 





 

 

 

 

 

そういう子を育てる忙しい私は、本当にイライラの連続。

 

時に怒りが爆発していた。

 

「なんでできないの?」

 

「なんで行けないの?」

 

他の二人が簡単にできることを、全然できない次男が疎ましく思えたことさえもあった。

 

なんという母親であろう・・・・悲しい

 

 

 

 

 

 

 

でもね、そうなるのも当たり前。

 

母親である私が、自分のことを全く大切にせず、自分の気持ちも無視し、『やらなければ!!』という強迫観念で毎日を過ごしていたのだから・・・赤ちゃん泣き

 

そんな母親に育てられた息子たちは、さぞかし大変だっただろうと今は思う。

 

表向きは、うまくやっているように見えたかもしれないが、私の内面は、全く幸せを感じていなかった。

 

だから、学校にも行きたくない、宿題も出来ない、そんな次男が、面倒で仕方なかった。

 

 

 

 

 

 

 

そんな私の気持ちを誰よりも強く感じていた次男は、どんどんと塞ぎ込み、高校一年に入学した直後から、もう全く学校に行けなくなっていた。

 

先生に相談しても『忙しいから、彼ばかりを気にしてられない。』っていう感じで、全く取り合ってもらえなかった。

 







そういう苦しい時間が数ヶ月過ぎたある日、私は決意した。

 

彼が行ける学校を探そう!と。

 

進学率や、高校のレベルなんてものは、もう全然関係ないと思った。

 

彼が、もう一回、少年らしく、溌剌と毎日を楽しんでくれることが、何より大切だと思えるようになったのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

彼のどんな気持ちにも寄り添い、彼の言葉に共感することを学んだ。

 

それまでは、誰にも理解してもらえないと思っていた次男。

 

私にもわからないことばかりだったので、まずは、身体、心、勉強、各分野のプロフェッショナルな人たちを雇い、とにかく集中してサポートした。

 

お金と時間を彼に投入した事で、彼は、少しずつ彼らしくいれるようになった。

 

物心ついてから長い間、

『僕は、この世界にいたくない。』

『もう、宇宙に帰りたい。』

深いところでそう感じていたとシャマニズムで知るようになった。

 

それが、学校のクラスルームで、デイドリーミングや、ボーッとした子供ということにつながってた。

 

今があまりにも辛いから、違う世界に意識を飛ばす事をしていたようだ。

 

そういう事が、簡単にできる子だった。


きっと今でも、それはやっている。(🤣)

 

それが、彼という人間だから、それでいい。

 

できないことを無理にやらせようと躍起になっても

”やりたくなことは、できない子がいる” という事実と向き合った時、

母親として

「それでも生きててくれて嬉しい。」という根本の愛を思い出すだけだったと気がついた。

 

 

 

 

 

 

 

生きててくれて嬉しい。

 

笑ってくれて幸せ。

 

生まれたばかりの赤ちゃんだった彼に対しては、単純にそう思えたのに、気がつかないうちに、

『こうあって欲しい』とか、

『ああなって欲しい』とか、

母親の勝手な望みを押し付けていた自分に気がついた。

 

あ〜、それは苦しいよね😭。


心底共感できた。

 

 

 

 

 

 

 

その子が、幸せでただ笑っているだけで、この世界が少しだけ良くなるという存在がこの世にはあるのだ。

 

身近にいる私自身がそうなったので、これは真実。

 

 

 

 

 

 

 

今日のシャマニックライフ・クラスのテーマはね、

『生きる』。

 

このテーマをタッキーさんからいただいて以来、生きるってなんだろう?と、自分に聞き続けている。

 

今日は、そんな話をしていこうと思っている。

 

参加してくださる皆さんも『生きる』ことについて、今日は考えていただければ・・・と思っています。

 

 

 



 


 

 

今日も読んでくださってありがとうございます。

 

あなたの1日が、素晴らしい1日でありますように、コロラドから祈っております。