久々にパートナーとのリレーションシップについて。
アメリカでは、パートナーとの関係をとても重視するのよね。
子供との関係よりも、まずパートナーとの関係を優先すると言っても過言ではないかも。
それ、日本人には絶対ないセンス(少なくとも私の世代では)
日本だとさ、一昔前まで、女の子は、まず体が丈夫で、働き者であることが望まれた。
そして、親の都合で結婚相手を選ばれ、親のためだと逆らわず知らない男の家に嫁ぎ、そこで男の子を産んで、家を絶やさないことが、女性に課せられた最大ミッション。
今思うと、女性の尊厳は、どこに???って思うよね。
そういう風潮がまだ日本には残っているのか?
私は、日本を離れて早20年。さっぱりわからない・・・・。
とにかく日本のそういう風潮(っていうの?)が残る昭和時代に育った私にとって、アメリカ人の『夫婦の定義』がまったく分からず、ガチで苦労しました。
夫が求める『夫婦の時間』が分からず、子供にかかりっきりになり。
それで・・・いつもイライラ。
『私はこんなに忙しいのに、なんで二人で食事に行きたいわけ?!』みたいな。
『子供はベビーシッターに預ければいいじゃないか?』という夫に対し、
『そんなの子供たちは望んでない!できない!!』って頑として譲りませんでした。
そしてね、私のそういう頑なな態度が夫の心をとても傷つけていた。
『日本人の私が思うベスト』と『アメリカ人の夫が思うベスト』がまったく正反対だった。
アメリカでは、家族の集まりにはもちろん、夫の仕事関係のパーティーにも、必ず妻は出席。
大統領夫人同士が談笑しているよね。
大げさに言えばあんな感じ。
結婚している男性が、そういう公の場に一人で行くってことは、よほどの正当な理由(妊娠中で具合が悪い、子供が病気など)がない限り、多くの場合『夫婦仲が悪いのか?』と疑われる。
それほどに 『夫婦』の関係は、大切に扱われるアメリカ。
そにことが、魂でわかるまで、私はかなりの苦労をした。
もともと、夫婦の理想が全くわかってなくて、何のイメージもせずに結婚してしまってた。
それが最初の間違いだった。
結婚する前にね、ちゃんと二人の思い描く生活をイメージし、それを伝えあっておくことが大切だった。
国際結婚で、離婚が多いのは、そういうことをちゃんと話し合ってないことが挙げられると思う。
言葉の壁があって、そういうことを言葉では話せないかもしれないけど、絵とか、雑誌のイメージとか、『こんな家族』『こんな夫婦』ってのを相手に見せて、それを二人で共有することはできるよね。
そういうのが、すご〜く大切だったのです。
私と夫は結婚20年過ぎた頃から、やっとそれができるようになった。
自分の理想や夢を恥ずかしがらずにパートナーにちゃんと伝える。
それがパートナーとうまくやる最大の秘訣。
中には『そんなの聞いてもらえない。』という人もいるでしょう。
でもさ、相手が聞いているか聞いていないか、それは実のところ本人以外にはわからない。
ただね、聞いてないように見えても、何度も伝えているうちに、それが、必ず相手のどこかに入っているってこと。
だから一回や二回で諦めず、
『私はあなたと楽しくハッピーに寄り添っていきたい。』という目的をまず最初に伝えた上で、
あなたが大切にしたいことを彼と共有する。
そうするとね、すご〜くうまくいくよ。
今、「パートナーに本心を伝えづらいな・・・。」とか、「彼にこんなこと言ったら嫌われるかも・・・。」などという思いがあるなら、そんなのは今すぐ捨てて。
自分らしくいることを受け入れてくれない相手と一緒にいたって、どのみちうまくはいかないから。
特に国際結婚を目指す人!これは絶対にスルーできないわよ。
ってことで。
今日もご安全にお過ごしくださいね。
読んでくださってありがとうございました。