本朝廿四孝 八重垣姫
舞台で八重垣姫を演じたときの画像デス
見たいと云ってくださる方の
リクエストにお応えして
僭越ながらUPいたしました照
この舞台は
30分以上出ずっぱりの長丁場で
最初から最後まで台詞を云い続ける為
かなり体力を使いました
途中 兜をもって
後方に90度以上反る場面があるため
床山さんが
かつらをキツめにつけてくださり
それが故に締め付けが強く
終演後はひどい頭痛に
でも・・
一つのものに向かうときの
集中力と精神力、向上心と真剣味は
時には刺激があって
いいものです・・
成し遂げたときの
爽快感が
この上ない達成感と充足感を
与えてくれます
舞踊家として
ますます精進しなければ・・
の日々ですが
仕事と違って
「ここまで」がないので
芸術の世界は
どこまでも果てしなく
ただ努力あるのみ
後進の指導も
「丁寧に根気良く」をモットーに
1回1回
新たな発見をしてもらえるよう
工夫して教えています
試練も コツコツと
楽しみながら・・でないとネ
・・これは「ひき抜き」前の舞台面デス
本朝廿四孝は・・
歌舞伎や人形浄瑠璃でも
演じられるポピュラーな演目です
ご興味ある方は下記あらすじを
お読みくださいませ。。
・・・あらすじ・・・
諏訪明神から武田家に賜った法性の兜が原因で、
長尾謙信が返却しないため両家は不和に。
その和睦のため武田勝頼と八重垣姫の縁組が成立。
しかし将軍足利義晴が何者かに暗殺され、
武田家・長尾家は将軍暗殺の疑いを晴らすため
それぞれの息子の首を室町幕府に差し出す。
八重垣姫は許婚になった勝頼が死んだと思い悲しむが、
実は勝頼は生きており、兜を盗み出すため花作りに変装し
長尾家に潜入して八重垣姫と対面する。
兜を盗み出そうとし討手を差し向けられた勝頼の命を救うため、
姫は兜に祈願する。
すると諏訪明神の使いの白狐は姫に乗り移り、
姫は氷の張る諏訪湖を渡って勝頼のもとへ行く。
武田・長尾両家の不和を利用しようと謀っていた悪人たちが
滅んだ後、勝頼と八重垣姫は結ばれる。