一気に秋ですね。

ほんの何日か前まで
クーラーを1日中つけっぱなしで
いたのが信じられないくらいです。



先日、起きていたのに
ぼーっとしていて
電車を乗り過ごしました。


またやっちゃった…と

反対のホームに戻るため
エレベーターに乗ったとき

お土産入りの紙袋を持った、
杖をついた女性も一緒で


「私、杖をついていて

歩くのが遅くてごめんなさいね。

(待っていてくれて)ありがとう。

認知症にならないように
時々外へ出て

若い人とも触れ合わないとと思って。

今月2日が93才の誕生日だったの。
兄弟や家族がお祝いしてくれてね。

でも、祝ってもらうだけって

わけにはいかないでしょ。」と

笑ってお話してくれました。


80代くらいの方と思っていたので、
お若いのにもびっくり。

お話ぶりからも
人柄が伝わってきて

きっとご家族から
愛されている方なんだろうなと

感じました。


杖をつきながらでも
ゆっくりでも
少しずつ自分で
歩きながら


90代になってからも
新しい刺激を
受け入れようとする
その方の生き方に

こちらが
勇気や元気をいただいて

乗り過ごしてよかったと
思ったくらいでした。



昔から
道や時間を聞かれたり
よくあるのですが


道や出先で
たまたま出会った人との
一瞬の温かいやりとりも楽しくて
実はけっこう好きなんです。



書きながら思い出しましたが

少し前にコンビニのコピー機で
年配の男性と
ちょっとお話しました。

その方は
写真をプリントしていて

私がコピーをしようとしたら、
(写真の精算がまだだからコピー機操作は)

ちょっと待ってねと。


そのあと
プリントした写真を見せてくれて。
撮影したときの話をしてくれました。


私はスマホで写真をとったとしても
とりっぱなしだから


プリントしてみるなんて
すごいなと思って。


何才になっても
面倒がらずに
新しいことをしてみるその行動に
こちらが勇気をいただいたお話でした。



70、80、90代の方から見たら
若い人と言われますが、


自分自身では
肉体的な衰えを
様々な部分で
感じることも増えて


年々1歳ずつ減らないかな…とか

過去に戻るのではなく、
意識は今のままで
肉体的に10才でも20才でも

戻れたらいいのに…など


ものすごく非現実的なことを
思うときが恥ずかしながら
正直あります。


が…

素敵な先輩方のような
年齢の重ね方をしたいとも思う

今日この頃です。

生かされている今に感謝しながら。