やってまいりました初デート！
この日のために気合い入れました！
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前日。
「バイト終わったー！」（AM02:30）
「遅くまでお疲れ。明日遊びに行くねんからはよゆっくり寝るんやで。」
「うん！楽しみにしてる。今日はバイトの前お買いもの行ってきてん！何やと思う？」
「う～んわからん。」
「明日のデートで着るお洋服
」
「可愛いとこあるやん。」
ｱﾊﾊﾊﾊ(*´∀｀) (´∀｀*)ｳﾌﾌﾌﾌ
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なんてメールのやり取りをしていたわけで。
せっかくの初デートってことで気合いを入れて
お洋服を買って、髪の毛も巻いて、お化粧もしたのに
「ゲホッゴホッ」
「え、何。大丈夫？」
風 邪 を ひ い た っ て い う ね …
朝起きて身体がだるくて熱はかったら38℃ですよ。
前日の夜、バイトのときから少ししんどいなぁとは思ってたけど
次の日のデートが楽しみすぎて気にしてなかったの。
ありえなくない？（真顔）
「大丈夫やで。人間界の空気は薄汚れているから発作が出ただけ。」
「ならいいけど…（人間界？発作？）」
「それより今日は初デートやからすっごい楽しみにしててん！」
「まぁ楽しみを否定はせんけどそんなに？お前別に俺が初彼ってわけでもないやろ？」
「イケメンとならんで歩ける優越感！初体験！げへへ！」
「褒められてるはずなんやけど、なんかイラっとした。」
「新しく買った服ってそれ？」
「そやでー！後ろにセーラー襟ついてんねん可愛いやろ！一目惚れ！」
「お前ワンピース好きやな。まぁ今日が会うん３回目とはいえ俺ワンピースしか見たことないで。」
「ワンピ好きやねん。」
「チビやし子どもにしか見えへん…俺パンツのほうが好ｋ…」
「うっさい！ワンピースはね、１回で着れるから楽やねん！」
「あぁそうですか。」
他愛もない話をしながら映画館へ向かいました。
なんかほんまにしょうもない話ばっかりだけど、会話が飽きないし幸せ！
映画はオーケストラを、とゆーより音楽をやってる者からしたら
それはそれは面白くて！
しんどいのを忘れて真剣に見ちゃいました。
「面白かったねー！」
「ストーリーはわかるけど、俺には音楽ってものがサッパリ…」
「じゃあなんで見にきたんよ！別に私なんでもよかったのに。」
「お前が楽しめると思って。」
アッー！！！
なんなのこの人。
恥ずかしいことさらっと言うんですけど！
「映画も面白かったけど、あんたと喋ってるほうが楽しかった…。」
「そうか。」
「ずっと思ってたんやけど、お前って呼ぶの…」
「あ、わり。クセなんだわ。」
「すっごく萌える！！！！！！」
「なんなのこの子、キモチワルイ。」
The 台無し＼(^o^)／
オチ？そんなものありませんよ。