怖さなんてひとつもなかったのかもしれない

ただ未知の土地へ行くことへのワクワク感

興奮状態だったと思う

 

 

文字通り所持金は50ドルしかかなかったけど

そんなことなんて気にも留まらなかったような気がする

 

ただ先へ行きたい

理由なんてない

 

心がただ喜んでいる方向へ

気軽に行くような

そんな感覚だ

 

そして本人は『旅をしている』という感覚すらなく

後の後になって

あれが壮大な『旅』だったと振り返るだけで

 

ただその時の自分の気持ちに従い続けただけだ

それが結果的に『旅』となっていっただけで

旅をしようという意気込みもなく

その時その時の行きたい方向

やりたいことに

ただただ心を躍らせて

行動に移していただけ

という単純な話だった

 

 

動いたけど

当初はそこまで強い意図がなかった

『ただ、行きたい』

 

だから自分の生活がどうでとか

理想がどうでとか

自分が本当はどんな旅がしたくて

とか

考えてなかった。

 

動物的な本能だけで

旅を仕上げていた

 

だから目の当たりにした厳しい現実だって

沢山あったわけで

 

 

最初に入ったダーウィンというオーストラリアの北は

『クロコダイルダンディー』の舞台として一躍有名になった

 

 

このyou tubeを見てニヤニヤしてしまった。

本当に面白いおすすめの映画なので

まだ知らない人は是非見てほしい^^

 

 

 

映画のようにコミカルな世界だったら

よかった

 

だけど飛び込んでみた農場では

苦悩の毎日が続く。

 

 

 

猛暑の中働かないといけない

好きなことでしか動けなくなっていた私は

心も体もかなり疲弊していった

 

 

そんな捉え方もあるかもしれなけいけど

もしかしたらもっと楽しい生活にできたかもしれない

 

食事は与えられているし

一様寝床もある

仕事はハードかもしれないけど

セカンドビザがもらえることになる

 

 

そんな現実的な条件があったのは

仕方ないことだったし

自ら選んだのも私だ

 

もっと他の選択肢があったかといえば

もしかしたら、本当に何も決めずに

5千円だけ握りしめて飛び込む

という面白いやり方は無理だった

 

そんな大きな遊び後心を持てるほど

その当初の私は精神的に立ってはいなかった

 

 

辛い感情を書けばキリがいない

 

 

東北大震災があって

自分が本当にやりたいと思う道に進んで

誰かに喜んでもらうという体験をした

 

カードリーディングを初めて

自分も心も体も気持ちが良い

セッションを提供できるという体験を知った

 

その後耳つぼジュエリーにハマり

こちらでもお金が稼げて

人に喜んでもらえることができ始めて

とても嬉しかった

 

そしてマッサージを習うために

タイへきた

 

嬉しかった。

だけど人と関わることが苦しかった。

 

そして、また見知らぬ土地に来て

選んでみた環境がしんどくて仕方ないし

人間関係が楽しくない

 

 

この経験も

自分の好きや嫌いを知るための一つの過程として素晴らしいものだったのかもしれない

だけど、その渦中辛いものはやはり辛い

 

本当に喜びのものと動くことと

安全を選んで動くことで

結果が変わってくる

 

 

『選び方』

ということも

こうやって体験を通して学んでいくけど

 

結局

自分の熱量が

ぐわっと乗るもの

どんな状況でも

それを選択できたら
本当に人生は豊かになっていく