これまで数々の検査を経験しましたが
私は閉鎖的空間での
【MRI検査】が特に苦手です。
毎月の血液検査の採血も
苦しい胃カメラも未だに嫌いだけど!
今日はその苦手な
MRIの検査を久しぶりにしました。
もう何度も経験しているはずなのに
今回は違う病院で違う機械で
知らない技師さんと
いつもと違う環境でしたからなのか
とにかく極度の緊張状態で…
全くご存知ない方の為に説明させて頂くと
MRI検査とは
仰向けに寝た状態で
乗っかった台ごとカプセル型の空洞の中に入り
ビビビィーっという物凄い機械音の中
息を吸って、ハイ止めてのアナウンスで
数十秒間止めたりを繰り返して
約15分くらい狭い空間で
身動きが取れない状態で行われます
トランスっぽいビート音が
継続的に検査する部屋の外からは聞こえて
とにかくその狭い空洞に
閉じ込められている状態が苦手で
(寝ている目線から天井までが10㎝無いくらいの近さ)
機械音から守るためか耳栓をするのですが
それがまた聴覚も不安定に閉鎖される感じで…
冬で空気が乾燥していたので
今日はマスクを着用していたんですね。
そのままマスクをしていても大丈夫ですか?と聞いて
そのままで大丈夫ですよ。と
MRI技師の方が仰ったので
マスクに耳栓という状態で
ギュッと目を瞑ってしまったのが
視覚聴覚嗅覚の全てが塞がって
怖さを増した原因だったのかもしれません。
中に入った狭い空間で
一生懸命ハワイの海辺や
大好きなお花のガーデンを頭に思い浮かべて
恐怖感を取り除こうと
リラックスしようと心がけてみましたが
とにかく怖くなってしまって…
今までもMRI検査はやったことがあったのに
初めて検査がスタートする前に
怖くて仕方がなくなって
1度止めてもらって外に出してもらいました
「ごめんなさい、なんだか気持ち悪くなってしまって… ちょっとこんなこと初めてなんですけど、すごく中にいるのが怖くなっちゃって。何度もこの検査したことあるんですけど、こんなの初めてなんですけど… どうしちゃったんだろ、すみません。」と
とにかくパニック。
どうして今日はこんなに怖く感じるのだろうと
自分でもビックリしてしまって…
技師の方が優しい年配の先生で
「大丈夫ですよ、気持ちの問題だけだから、少し明るい左の方見てても大丈夫だから。せっかく早起きして検査に来たんだから、今日撮っちゃった方がいいでしょう。」と穏やかに促してくれました。
そしてマスクも取ってみて
怖くてギュッと瞑っていた目も開けて
大丈夫、大丈夫と自分に言い聞かせて
すぐに検査を再開しました。
こういう時、検査をする技師さんや看護婦さんの優しさに本当に救われます。
一見気難しそうに見える人でも、話してみると、穏やかで笑顔が優しい人も沢山います。
子供がいる人いない人
結婚してる人していない人
病気になった時の
その人の人生の立ち位置って
本当に人それぞれですが
病気の種類や程度に関係なく
検査をして検査結果を待つというのは
誰しもが不安と怖さでいっぱいなのです。
そして、検査を受ける時は
当たり前ですが
大人であろうと子供であろうと、たった1人。
とても心細いし、何をするのかわからないし。
その不安な時間を少しでも和らげてくれるのって
家族でもなく、やっぱり病院にいる先生や看護師さん、ある時は会計時の事務員さんに掛けられた一言が温かく感じて嬉しかったり、入院中は清掃員のおばちゃんと交わした些細な世間話みたいなものに救われたり、逆にとても機械的でマニュアル通り過ぎて、レントゲン技師さんに掛けられた言葉に悲しい思いをすることもありました。
怖さは完全には拭えないまま
長く長く感じた15分のMRI検査は終わり
寝そべった台が元の位置に戻る時
「ありがとうございました。先生が優しい先生で本当に良かったです。時間もないしお忙しいのに、止めてもらってすみませんでした。本当に怖くて、もうできないかと思いました。」とお礼を伝えると
普段と違う機械だったり
場所が違うだけで気持ちが変わるからね。
でもできて良かったよ。
今日できなかったら、また違う日に来たらもっと怖くてトラウマになっちゃってずっとできなくなってしまう。そうならなくて良かったと話してくれました。
そんな感じで
毎回の検査が今でも慣れなくて苦手です。
本当はもっと順序立てて病気の説明からしたかったのですが
とても苦手なMRI検査をして
思い出した検査の不安とか
当時の思いを書いてしまいました!
長々と読んで下さって
ありがとうございます
こんな感じで色々前後しますが
たまにお付き合いください
頂いたコメントやメッセージは
全て大事に読ませて頂いています。
全部にうまくお返事が出せていないのですが
本当に1つ1つ有り難く受け取っています♡
いつもありがとうございます